国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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親父が治った ユキビッシュ
次の朝早く、海蔵さんは、また地主の家へ出かけていきました。「お前さんは、感心なおひとじゃ。」海蔵さんは、思いがけない言葉を聞いて、返事の仕様もありませんでした。
僕にも、似た話があります。ドッジボールで、相手がミスした時、笑ってしまったことです。逆に、他の人に笑われてしまいショックでした。これで、海蔵のお母さんが怒る理由もわかりました。今度会ったら謝っておきたいです。
もう一つは、頭の悪い人が計算の問題をやる時にやるのが遅く心の中で早くーーと叫んでしまいます。でも、気遣いがないなと実感しましました。
この話を読んで、ひとつだけ良かったことは、親父が死んでいなかったことです。お母さんが、この間、10年ぐらいしゃっくりがとまんなかったといってたからです。
しゃっくりがとまらないは、まるで「ハッハッハッハ」といっているようです。でも、なっている人は苦しいからこの話につながってしまうような気がします。
もし、僕が、親父だったらがんこになるかもしれないけれど、気持ちでは、しょうがないかとなるかもしれません。
僕が、相手だったら、嫌ので、こういうことは、しない方がいいなと改めて思いました。
そして、親父も後1日だけど、長生きすればいいなと、思いました。
講評 nane
よく考えて書いたね。
親父というのは、この長文に出てくるおじいさんのことでしょう。
たぶん、心がきれいになったから、しゃっくりもいつのまにか治ってしまったのだと思うよ。(いいかげん(笑))
ドッジボールの話や計算の話で、自分をよく見つめているところがえらい。
読解問題も、よくできた。がんばっているね。
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