低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   扉を開けて   こゆき

 「うぅ〜ん・・・。見えない・・・。」
<書き出しの工夫>眼科で、私は視力を調べるための目薬を、さっきさした。そのせいで、本が読めない。なぜなら、今、瞳孔が開いているのだ。幸い「マンガのキャラが描けるテクニック」というような本なので、絵を見ていればだいたい内容は分かる。でもあともう少しで読めそうな字を読めないのが悔しかった。字が読めない人ってこんな感じなんだなぁ、と思うと、深い穴に沈むよう<例え>だった。目が見えない人もこう感じるのかな、とおおげさに考えてみたりもしてぼんやり時に身を任せるのであった。<体験実例>
 私は本を読む時、必ず登場人物の動きやその背景を文章をたよりに創造する。草原の周りを踊っているのだったら、鮮やかな黄緑の草原で踊っている登場人物を思い描く。たまに挿絵が出てきて、その風景がちがったら、苦笑いをして自分のイメージをそれに変える。でも、その本の読者の数だけ創造したイメージは存在する。私は他の人のイメージがどんなものなんだろう、と覗いてみたくもなる。でも絶対、人が違うのと同じように、創造も違うのだろう。<似た話>
 「想像力をつけるために本を読みなさい!」
私は母によくそう言われる。私も、想像力をつける一番の方法は読書だと思う。読書とは人間にとって、新たなものをつくりだす鍵になるのだと思う。その鍵で物語という扉を開けていくのだ、それは未来の扉を開ける道にもつながっているのだ、と私は思う。<書き出しの結び>
「だんだん目が慣れてきたな・・・。」
私は本をまた開いた。<書き出しの結び>

   講評   koni


 ていねいに清書できましたね。読解問題も頑張ったね。

★次回のお電話は、9月4日(木)進級試験です。進級試験の締め切りは、9月8日(月)消印です。間に合いそうにない場合は、振替を受けて早めに書いてくださいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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