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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   家族の好物はこんなに違う   めめっち

 ガサゴソガサゴソ 
(またおか子をさぐってるな)
と心の中で言いました。お父さんはいつもごはんを食べた後おか子を食べます。いつもお父さんは夕食を完食するのになぜおか子を食べるのかなと思いました。足りなくておか子を食べるのかな、それとも夜におなかがすくからかなといろいろ想像しました。私がおか子はたまにしか食べません。なので私が食べたかったおか子がたまに食べられてしまうことがありました。
 そんなにおか子が好きなお父さんなので、どんなおか子がすきか聞いてみました。洋が子、わが子甘いものなら何でも好きだそうです。モンブランケーキが一番好きで、パンでさえもあんが入ったあんぱんはかかせません。いつも思うのですが私ならあんぱんをかわずカレーパンを買います。お父さんにも聞いたのでお母さんにも聞いてみました。お母さんはフランスケーキが大好きで、ケーキが毎日食べれるという理由で大学生の時にケーキ屋でアルバイトをしたこともあるそうです。どうしてそんなにすきかと聞いてみたら生クリームとバターたっぷりのケーキの風味がたまらなくおいしいからだそうです。アルバイトをしていたのでケーキのしゅ類はまるでプロのパテシエのように覚えています。私がアルバイトで好きな事ができるのなら、お花屋になってお花のしゅ類を覚えたいです。私はお父さんやお母さんとちがって一番好きなのはおせんべいです。名古屋で有名なおせんべい屋のたこやきせんべいです。まるでたこやきをそのままおせんべいにしたような風味です。甘辛く私の好みです。名古屋のおばあちゃんの家に行った時にそのおせんべいやさんに行きました。いつもどおりにいっぱいあるおせんべいのし食をします。ひとつ残らず全部のしゅ類を食べました。そのなかからおいしいおせんべいをえらび買います。
 お父さんとお母さんは甘いものが大好きなのに、なぜ私は嫌いなのかなと考えてみました。生クリームは口の中であまったるいクリームが広がるのがいやだからです。あまりくわしくは自分でもなんとも言えませんが最初の一口はおいしく感じる時もありますが最後まではやはり食べられません。それにくらべておせんべいはいいなと思います。たこやきせんべいもいいですが、そのほかののりがまいてあるせんべいなどどんなおせんべいでも食べられます。お母さんに小さいころはどんなおかしを食べていたか聞いてみました。甘い物はお母さんが与えなかったのもあるかもしれませんが私もほしがらなかったと言っています。とにかくおやつはおせんべいばかりだったそうです。しょう油せんべいをよく食べていたそうです。
 お父さん、お母さんは甘いものがすきで、私はおせんべいがバリバリに(とても)好きなのでひとそれぞれの好みは家族でもちがうんだなと思いました。


   講評   souyo

 「ガサゴソガサゴソ」という音の書き出しですね。いったい何事かと思わせてくれます。なんとお父さんがおやつを物色する音なのですね。「私が食べたかったおか子がたまに食べられてしまう。」ことがあるなんて、おもしろいエピソードをそえることができました。
 「かぞくみんなの好物」という題名でしたが、「おかし」をテーマに、お父さん、お母さん、そして自分のことをまとめたところがとてもよいですね。「おかし」という一つのテーマにしてみても、しょうゆ系の味がすき、洋菓子がすき、など必ず違いがでてきます。この違いをきちんとかけているところが上手です。この違いを上手に書けるからこそ、家族の様子がうかびあがってくることになります。
 論理的な文章を書く準備ができてきているなあ、と感じさせる作文でした。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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