国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
意味がある!! モカ
私は二十年ほど前から、人間は自らを飼育し、家畜化—自己家畜化していると述べ続けている。まず人間は、人間自身を飼育しているのでがないか。人間は自らで飼育し、馴化している。自己飼育、自己馴化である。人間として生活しているヒトとしては、食物のとり方は食事だけではない。獲物をとる動物の場合になぞらえれば、漁業や農業その他、食物生産のすべてを個人でやらねばならなくなる。別の言い方をすれば、ヒトは社会システムに参加することによって、社会的に供給されている。私は、社会のルールにのることは大切だと思う。
その理由は第一に、社会のルールにのれば、自分自身がしっかりなれるからだ。私は学校に行っているが・・・最近は合唱コンクールの練習で朝七時五五分までに学校に行かなければならない。しかし、そのルールがあるからこそみんな意識して七時五五分までに行こうとする。私はバッグが重くて苦戦していてなかなか朝早く歩けませんが・・・(笑)ルールがなければ何時に来てもいいことになる。=何時に起きようと自由ってことになる。ちょっとしたルールでも守るのは難しいが、こなせば、自分自身がしっかり自立出来るようになると思った。私はときどき、学校ってなんで掃除をするんだろう??何でそんなめんどくさいことするんだろうと思う。しかし、やっぱりスッキリしてるほうが気持ちがいいと思う。それに関連して、私の部屋は汚い。しかし、キレイにすればなんか勉強のやる気がでてくる。
その理由は第二に、ルールがないと社会はメチャクチャになってしまうからだ。車はスピード制限されている。もしそのスピード制限がなかったら、いくら信号があったとしてもスピードを出しすぎては急には止まれない。そして、人間をひいてしまうという事件がおこってしまう。私はルールというのは安全も守ってくれてるんだなぁと改めて実感した。そして、ルールは深く深く考えると人間には絶対必要なことだと思った。
確かにルールがありすぎるのも締め付けられて、イヤになってしまう。そして自由になりたくなる。しかし、明日の朝が仕事を完成させて持ってきてくれるわけではない。という名言があるように、ルールがなくてはこの世の中は大変なことになると思う。人それぞれ個性が違う、それを生かすことも重要だが、ルールがなくてはどうしようもない。必要なルールはどんどん作っていく。明日の朝、無事に仕事をもってこられるような、正しく適量なルールを。やはり私は社会のルールに乗ることは大切だと思う。
講評 yuta
進級テストはばっちり合格!
●是非の主題:『私は、社会のルールにのることは大切だと思う』。はっきりと示せました。
●複数の理由一:『その理由は第一に、社会のルールにのれば、自分自身がしっかりなれるからだ』。“しっかりとした自分になれる”とした方がいいでしょう。
●体験実例:朝7時55分までに登校というルール。「ルールを守ろう」という意志が、自分をがんばらせるね。
●ユーモア表現:『私はバッグが重くて苦戦していてなかなか朝早く歩けませんが・・・(笑)』 気もちはせいているのにねぇ。“歩けないが”と常体に。
●複数の理由二:『ルールがないと社会はメチャクチャになってしまうからだ』。交通ルールがいい例だね。
●反対意見への理解:『確かにルールがありすぎるのも締め付けられて、イヤになってしまう。そして自由になりたくなる』。しかし
●名言の引用:『明日の朝が……』という名言
●是非の主題:個性をまとめるルールもまた必要。“正しく適量なルール”とはうまい言い方。うまく書き出しの意見に戻れました。
☆字数もクリア!
★横書きなので、時刻の数字は算用数字がよいでしょう。
★“・・・” は、 “……”(三点リーダを2回)で表記しましょう。
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