低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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マーガリン党コオロギ氏 ★takenoko★
(書き出しの工夫)もう秋になります。僕は、秋と言えば一番先に思い浮かべるのは「コオロギ」だと思います。(ちなみに二番目は「紅葉」です。)八月下旬頃から、
「ミーンミーンミーン」
の他に、コオロギの鳴き声も聞こえる様になりました。そうしたら、(もう秋だなぁ。)と思います。
僕は、夏、柏葉公園と根岸森林公園(自転車通行禁止)にセミ取りにでかけました。セミは虫取り網で捕まえるけど、コオロギはマーガリンを塗ったコップで捕まえます。セミ取りは、
「捕まえた!」
と言うけどコオロギ取りはコオロギが中に入っていくので、
「あっ!入ってる」
と言います。セミ取りは「捕まえる」けどコオロギ取りは「コップに入らせる」なので熱い中セミを追いかけまわって捕まえるより、地味にコップにマーガリンを塗って置いとく方が疲れません。僕は、(飛ぶ派と地面派は捕まえる方法が全然違うなぁ。)と思いました。まるで哺乳類と爬虫類のように違うのでびっくりしました。
前、テレビで「コオロギは羽と羽をこすり合わせて鳴く」と聞きました。でも何で鳴くのかが不思議です。もしかしたら、羽で羽している(話している)かも知れないと、思います。羽と羽をこすっても痛くないのかも不思議です。コオロギが羽こすり派ならば、セミは何派かなと思います。よく、
「ミーンミーンミーンミーンミーーーン」
や、
「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」
と鳴けるのだろう。(本当に口から喋ってるのかな)と思います。
僕は、(セミもコオロギも奥が深いなぁ。)と思いました。コオロギはマーガリンで捕獲するけどゴキブリはゴキブリホイホイで捕獲するから楽!
講評 nane
これは傑作。takenoko君らしい楽しい作文で、しかも深く考えて書いているところがいい。
考えて書くところが特に優れているから、これから学年が上がって説明文や意見文を書くようになると、更にいい作文が書けるようになる。
そのために、今も読んでいると思うけど、読書を更に進めていこう。学年が上がるにつれて、ちょっと難しい本も読むようにしていくといい。難しい本というのは、科学や社会の説明文的な本。物語文と説明文の両方をばりばりと読んでいくといいよ。
■これは、清書候補。新聞社に応募すると、入選する確率はかなり高い。家で書いて送ってみよう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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