国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   イギリス人の犬   あまぐり

 イギリス人は犬を躾ることが上手である。これに比べると日本人の犬は跳びかっかたり、ほえたり、大きな犬の場合など主人が押さえるのに苦労する。日本人とって犬はそれ自体自由な自立的な存在なのである。もちろんイギリス人でも日本人でも、一般の人が述べたような動物観、生命観をはっきり意識しているわけではない人間本意、人間中心の家畜の始末法とは違い、ここでは日本人の動物処理法の方が勝ったのである。(要約) 僕の家の近くに犬を飼っている家が2軒ある。だがそこには大きな違いがあった。一軒のまるで、イギリス人が躾をしたかのように犬は人が通っても絶対に吠えないが、もう一軒の犬は人が通ったり、物音がするとワンワンワンうるさいのだ。僕がそのうるささを改めて体験したのは僕が水泳から帰ってきた夜九時半の時だ。僕はたくさん泳いでものすごく疲れ、眠かった。家に帰るまで歩いていると急にその犬が僕に向かって思いっきり吠えてきた。僕はその場でビクッと震えワッと叫んだ。その時はその犬を殴りかかりたかったが、その場を立ち去った。なんて躾のできていない家なんだろう。その時ぼくは心の中で思った。 イギリス人と日本人はもう一つ大きな違いがある。それは日本人は犬を友達のように接しているが、イギリス人は犬を家畜のように接している。人間が引越をする時はイギリスでは犬を安楽死させるのだ。日本で考えるとどうだろう。犬を友達のように接している限りそのようなことは一切しないだろう。日本は犬を道などに捨てていき人に拾ってもらう方法を使う。イギリス人は少しは犬のことを考えなくてならないと思う。 イギリス人は犬を家畜のように飼うことによってその犬の責任さを負うことになるのだとわかった。

   講評   nane

 送りなおしたから、改行が消えちゃったんだね。
 躾のできていない犬は、最近は減った。昔の日本では、犬は自由に遊ばせておくものだったから、どの犬もけんかをしたり吠えたり大変だった。今は、躾のちゃんとしている犬が多くなった。
 複数の実例は、長く書きにくかったようだけど、その分、感想をよく考えた。
 日本人からすれば、イギリス人のやり方はちょっと残酷に見えるけど、イギリス人から見ると、日本人は犬を甘やかしてかえって残酷だということになる。どちらが正しいかということより、互いに異なる文化の中にいるということなのだろうね。
 時間はかかったけど、字数の目標をしっかりクリアしたのはえらい。がんばっていると、それが実力になっていくからね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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