低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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人形とお話が出来たらいいのにな ねいろ
わたしはたくさんの人形やぬいぐるみをもっています。人形が十人でぬいぐるみが四十ぴきくらいです。その五十もの数の人形やぬいぐるみとお話が出来たらいいのになと思うことがあります。どうしてかというと、わたしにはきょうだいがいないので、一しょに家にすんでお話ができる子どものお友だちがほしいからです。「ピノキオ」のように海の中を大ぼうけんもしたいし、「くるみわり人形」のようにねずみとたたかってみたいです。クマのウーフとは海にしおひがりに行きたいし、犬のうめきちとはサーカスを見に行きたいです。まほうの言ばをだれかが教えてくれて、いなづまのようにはやくぬいぐるみたちをうごけるようにしてくれたらいいのになと思います。
わたしは、まるで「おもちゃのチャチャチャ」の歌のように、よるになるとぬいぐるみたちが歌ったりおどったり遊んだりわらったりするのではないかと思って、ベッドの中で三十分ほどおきていることがしばしばあります。朝おきてみると、いつもだきしめてねている犬のリマがベッドの下にころがっていたり、まくらとはんたいの方にいたりするので、よるダンスパーティから帰って来たら自分がねていた場しょをわすれていたのではないかとそうぞうすることもあります。リマが「黒ネコのタンゴ」や「およげたいやきくん」の歌に合わせてダンスをしているところを思いうかべると、ふき出しそうになります。もしかするとぬいぐるみたちは、
「Kちゃんも遊ぼうよ!ぼくたちずっとまっているんだよ!」
と、わたしがよる仲間になりあそぶのをまちわびているのかもしれません。
わたしはお人形をきせかえするのが大すきです。でもその人形はわたしがきせたようふくがお気にめさないかもしれないので、本人に
「わたしはこのピンクのレースとリボンがついているふくがいいわ。」
と言ってもらったら、その子も楽しくおきがえができると思います。
わたしは、自分がもっている五十このぬいぐるみや人形がどれもすきです。どうしてかというと、一しょに遊んだりねむったりしていると、あん心するし気もちもおちつくからです。これからもわたしは、ぬいぐるみたちとゆめのおつき合いの世かいを広げて行きたいです。そして、ぬいぐるみたちにもっとすきになってもらえるやさしいわたしになりたいです。
講評 naruko
人形やぬいぐるみたちとゆめのおつき合いができるやさしい心をこれからもずっと持ち続けてくださいね。
どっかいもんだいは今回もがんばりました!
29日は5週目となるので、言葉の森はお休みです。10月7日から新しいかだいフォルダで、また楽しく作文を書いていきましょうね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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