低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
13−06改 ハチロク
衰弱したアイデンティティのぎりぎりの補強、 それを個人レベル、感覚レベルでみればたぶん「清潔願望」になる。 六十代後半のさる高名な数学者が、かつてぼくにこんな話をしてくださったことがある。ロナルド・D・レインという精神医学者は、ひとは「じぶんの行動が意味するところを他者に知らされることによって、つまり彼のそうした行動が他者に及ぼす「効果」によって、じぶんが何者であるかを教えられる」と言っている。つまり、ぼくがぼくでありうるためには、ぼくは他の「わたし」の世界のなかにある一つの場所をもっているのでなければならないということだ。異物との接触を徹底して回避しようとするいわゆる清潔シンドロームだったのではないか。(鷲田清一の文章による)
第一の理由は、否定することによる自己回復は、自分の幅を狭くするからだ。例えば、私は小学生のころ、近所の中学生を見て、『絶対、あんなふうにはならない』と思っていたが、自分が中学生になり、そういうことをする立場になってみると、そういう立場もわかるようになり、一回り考えが大きくなった。 第二の理由は、互いに認め合うことによって、社会全体も明るくなるからだ。クラスの話し合いで2つの意見がぶつかった時に言い合うだけではだめだ。
「○の意見もいいけど、こっちの方が■なメリットがある」と言った意見の方が、けんかにならない。お互いのいけんを聞きあう事も大切だ。
確かに、批判による進歩も大切だ。しかし、私たちは互いに認め合うことによって、自分確認していくべきではないか!名言NO30自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えられているのであってはならない!!
講評 nane
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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