国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
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作者は「大人の読み物である」岩波文庫の「坊ちゃん」の本をよんで「最初の印象」について「テンポよく書いている」ということに新鮮さを感じている。小説はわれわれのものの見方を変える。違う価値がこの世にはあることを教え、そういう世界に向って目を開く。こうして『坊っちゃん』は読んで
ハレ晴レユカイなだけでなく、いわば精神の世界とでもいうべきものに作者の目を開いてくれた最初の小説になったのだった。要約
よく教員や大人たちに「本を読みなさい」といわれたりする。しかし、そのようなことを言う人に限って読書には含まれなささそうな本を読んでいたりする。しかし、あまり口うるさく言わない人でアドバイス程度に言う人ほど本を読んでいたりする。そのように「本を読む」ということにどのような意味があるのかというのは理由が二つある。
ひとつの理由は本に親しむことによって得られる発想力である。文章にも「最初の印象」というように書いてあったが最初の感想。思ったことというのは想像以上にその人自身にとって影響力のあるものである。例えば食わず嫌いを除いた「好き嫌い」というものは最初の印象が大きくかかわってきている。だから、最初の印象は場合によっては発想力にいい影響を及ぼすこともあれば悪影響を及ぼすこともある。ただし、大体の最初の印象というものは悪影響ではなく、いい影響を及ぼすこともある。僕も大体はそんな感じで物事を決めてきてしまっている。
もうひとつの理由は上に書いたように良い発想の下で新しい世界が生まれるということだ。自分だけの閉鎖空間
(笑)だけに固執するのではなく、発想の下でうまれる新しい世界、文章中でいう「違う価値」は大体の場合がいい影響を及ぼす。本を読まないという意地が自分だけの閉鎖空間
(笑)をつくってしまう切っ掛けとなってしまうのだ。つまり知らないうちに自分以外のものを拒否しているのだ。
確かに「読むだけのことに意義はない」というのも分かる。しかし、本当に読むだけなのだ。読む、ということがその人にとっての大きな影響力になると僕は思う。
これから大切なことは本をひたすら読むというよりも新鮮さが感じられる感覚で読んでいくことがいいことだと思う。名言の「 存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、すべてそれなりの理由がある。」があるように読むということは興味があるから読むのだ。決して興味もないのによめとは言わない。しかし、読むことに意義があるのではなく、新鮮さを感じるために読む人がいる。読み込んでしまう人は逆に本の閉鎖空間を作ってしまうので注意したほうが良いと思う。
講評 nane
今回もよくがんばった。
読解問題は、自宅でやっておこう。
今学期は、内容のいい作文をたくさん書いた。
次学期から字数が増えるけど、今の調子なら大丈夫。
これから、対話と読書をふやして実例に更に磨きをかけていこう。
読解問題も忘れずにやっておこう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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