低学年から学力の基礎を作る
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   小さな世界   さくら


 わたしの学校では毎年毎年クラスがえがある。それも2クラスしかないからほとんどの同学年の人と一回は同じクラスになる確率が高い。六年生となった今ではわたし以外の89人全員と同じクラスになったことがある(笑)しかし五年生まで一回も同じクラスになったことが無い友達がいた。わたしは最初のうちは四年生から仲の良い友達とばかり話していた。なぜならあまり知らない人としゃべるより、前から仲の良い友達と話したほうが話も分かるしまるで迷路で道を迷い続けてようやく出口に出られた時のように安心できるからだ。しかし席がえのときにたまたまその友達ととなりになった。そこでようやくその友達と話して仲良くすることができた。これはわたしのなかでなにかあまりよく知らない人に対してガラスの板のようなものを張っていたのかもしれない。
 これは今の話と逆の話だがわたしがスキー教室に行ったときのことだ。わたしがスキー靴を履こうとしていると一人で寂しそうな女の子がいた。わたしは学校の友達と一緒にきていたが、その友達は一人だった。声をかけようか迷ったが、「一緒にすべらない。」と声をかけた。すると「あっ、うん。ねえ、友達にならない。」とはずかしそうでうれしいような、そんな感じで答えてくれた。それからわたしはその友達とスキー教室に行ってそのともだちにあったら必ず話をするようになった。これは自分の目のまえのガラスの板を割った瞬間だったのかもしれない。
 日本人はいつどこに行っても日本という小さな世界のなかに入ってしまっている。だからこそこれからはその世界から飛び出し、大きな世界に入っていくことが必要である。 x

   講評   nane

 今日は、暗唱と清書と読解問題と全部やって大変だったでしょう。
 読解問題はよくできた。分量も多いし問題も難しい中、これだけの点数が取れれば十分。
 次学期は、字数が少し増える。実例を長く書いて字数を増やすといいよ。また、実例は、自分の体験以外に、社会的な話も入れていい。できれば、家で両親に取材して準備してこよう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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