創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
かしらの中身がへんしん!? マーチ
「これで弟子たちにじまんができるて。」
じぶんが声をかけると、笑いながら話し合っていた人たちも、急に自分の仕事を思い出したように、むこうをむいてしまうのでありました。これはちょうど、あかまみれのきたない着物を、急に晴れ着に着がえさせられたようにきみょうなぐあいでありました。
「くッくッくッ。」をよんで、ぼくが一番心に残ったところは、後ろのほうで、かしらが急にやさしい心になったところです。普通、そんなことにはならに(なりにくい)と思いました。
かしらは、むいしきに深く考えたり、くらべていたと思いました。悪い心だったころのかこを思い出して、牛の子をあずけてくれた子どものことも思い出して、それで信用してくれるか、してくれないかなら、ぜったい信用してくれるほうが、だれでもいいと思います。いつもいつも、冷たい眼ばかりで見られてきたのに、きょうは、最初に牛の子を持っていた子は、明るい眼で見てくれたことを考えていたんだと思います。
だからやさしい心になれたのかなと思いました。まるで別人のようだなと思いました。
ぼくにも似た話があります。それは、きのうのプール。平泳ぎをしていました。
まえから、ぼくは手をまっすぐさっと出すことをいしきしています。それで、その日も手をさっと前にやったのですが・・・先生にいきなり手をつかまれて、もっと早く出されたのです。
ところが、そうすると、もっと早く泳げました。急に、もっとやるきが出ました。
先生ってすごいなあと思いました。
講評 itoyu
上手にできました。後半の平泳ぎの話は、前に書いたときよりもずっとわかりやすくなっていますよ。
次回は、先生に大事な用事ができてしまい電話ができないので、代わりの先生にお願いしてあります。
新しい教材に入るので、しっかりとお話を聞いて書くようにしてくださいね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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