国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   清書   かいろ

 戦後の日本の科学技術は私たちの生活をとても豊かなものにした。そして、石油ショックを産業の体質改善に利用し、徹底した省エネルギー化と合理化の中で技術を磨いた。しかし、今この科学技術はより便利な生活へと使われている。だから、私たちはその考えを見直してこれからは科学技術を世界の様々な場所で人間の尊厳を全うできずに苦しんでいる人々の「生」を支えるようなことに使っていくべきだ。だから、科学技術というものが崇高の目的のためではなく安楽を追求するために使われているのは問題だ。
 その原因の第一に、科学技術の発展が利益と結びついてしまったことが原因だ。家庭、病院、学校など至る所に機械がある。機械化の著しいなか精密機械はいくら売っても利益になるからと思い、資本主義と一緒に科学が発展した。それが私たちに便利さを与えそこから抜け出すことができなくなっている。
 その原因の第二に、科学技術に携わる人と社会との間に壁があることが原因だ。今の科学者たちはほとんどがノーベル賞をねらうなど自分のことしか考えていない。だから、もっと視野を広くしてこれらの科学技術の発展を崇高な目的のほうへと向けることが大切だ。
 確かに、便利に生活するために科学が提供してくれたということは無駄なことではない。しかし、科学技術とは安楽や便利さの追求のためではなく人間の尊厳を守るためのものであるというように、便利さのためだけにではなくもっと社会に役立つようにしていきたい。

   講評   kira

 かいろさん、こんにちは。新しい課題も頑張ろう。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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