創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   不思議に思うこと   ショウ

 子供の世界は「ふしぎ」に満ちている。「せみはなぜ鳴くの。」子供が「なぜ。」「なぜ、鳴いてるんでしょうね。」と子供が答える。これは、子供が自分で説明を考えたのだろうか。それは単なる外的な説明だけではなく、何かあると「お母さん。」だからこそ、子供は自分の答えに納得したのではなかろうか。そのときに、その子にとって納得のいく答えというものがある。そのときに、その人にとって納得がいく答えは、物語になるのではなかろうか。僕は、不思議に思うことは大切なことだと思う。
 その理由として第一に、不思議に思うことによって、さまざまな新しい発見があるからだ。「どうしてこうなるんだろう?」と疑問を抱くことによって、その疑問を解決しようとする。それをもとに、現代の科学まで発展してきた。つまり、これからも多くの疑問を抱くことによって、まだまだ科学は発展していくと思う。例えばエジソンは、子供の頃多くの疑問を持っていたという。たくさんの疑問を持ち、それを解決しようとしたことで、数々の世紀の大発明をし、現代に生かされているものがいくつもある。
 また、第二の理由として、不思議に思う気持ちがないと、毎日の生活がつまらなくなってしまうからだ。何もかもがあたりまえだと思ってしまうと、毎日が同じような生活になってしまい、楽しくなくなる。そこで、僕たちは、新しい刺激を求めていったことの無い場所に旅行に行ったり、新しい製品を買ったりするのだ。そこで見たりしたことを不思議に思うことで、どんどん生活の幅が広がっていくのだ。
 確かに、不思議に思えばそれでいいというわけではない。しかし、「存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、すべてそれなりの理由がある」というあるように、不思議に思う気持ちを抱き、それを解決しようとすることは必ず自分にとってプラスとなるはずだ。

   講評   hamati

●構成:複数の理由:疑問を持つことの大切さについて、理由を二つ挙げて述べることができました。エジソンの話を体験実例として書いているのは、おもしろいですね。
●題材: データ実例・長文実例:人々がありきたりではない刺激を求める行動についてのデータを調べて書いてみましょう。非日常を求めて海外旅行に行く人の人数や、読書に費やす時間など、具体的な数字を示して書くことが大切です。
●表現:名言の引用:「存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、すべてそれなりの理由がある」という名言を引用することができました。内容に合った内容でとてもよいですよ。
●主題:是非の主題・反対意見への理解:「確かに」という言葉を使って反対意見への理解を示すことができましたね。物事に対して不思議に思う気持ちは、人間の財産かもしれませんね。
●自分の体験や、データ実例を挙げて、さらにいろいろな角度から不思議に思う気持ちの大切さについて述べると、さらによいですね。字数ももう少し書くことができると思います。文献やインターネットで調べてみるとおもしろいですよ。ショウくんならではの考えを教えてくださいね。目標1000字です。次もがんばりましょう。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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