創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   心に留まる本を見つけたい   abc

 人の観察や考えを利用するという必要から、読書はまず必要である。いな、学問がだんだん進歩して、人間の有様についても、観察や思想が積み重なれば重なるほど、たくさんの本を読むことが必要になってくる。本を読むことで自分自身では経験することのできない経験を教えられ、それについて考察することができる。だから気に入った本に出くわした時には、一度読んだだけで良しとせずに、二度三度と繰り返して読んで欲しい。二度三度と繰り返して読みたくなる本、それはきっとそれだけの良さをもった本である。
僕がこの話を読んで、一番印象に残ったことは、気に入った本を見つけて何回も読むということだ。僕は、漫画なら五回は繰り返しいつも読んでいるが、今まで漫画以外に特定の本を繰り返し読んだことは無い。だから筆者がいうようにいつかは繰り返し読みたくなるほど気に入った本を見つけたいと思った。
ちなみに、両親はそのような本があるのか疑問に思い、たずねてみると、父はしばらく考えてから太宰治の『人間失格』の本だと答えてくれた。母も間髪を入れずに、脳科学の本だと答えた。なぜそれらの本が気に入っているのかとさらに聞くと、両親とも実生活を送るうえで、どのように人生を歩んでいけばよいのかを考える上で参考になり、指標となるからだと答えてくれた。
やはり、筆者と同様他者の考えを利用して自らの道を模索していたことが分かった。だから僕も心に留まる本に出あうよう、今後も読書に励み、その本が見つかればそれを何回も繰り返して読むことで自分の考えをもしっかりと構築していくことが大事だと分かった。

   講評   mako

 まだ何度も読みたくなる本に出あっていないのね。お父さんやお母さんに聞いてみたのはいいことね。わたしも子どものころは、どんどん新しい本に目移りして、同じ本を何回も読むことはありませんでした。そういう時期もあっていいと思います。まんがはどうして何回も読んでしまうと思いますか?
 何回も読みたくなるお気に入りの本には、ふしぎと読むたびに新しい発見があって、以前にはわからなかったことに気づくこともしばしばです。だからまた読みたくなるのね。
 でも、その年齢やそのときの環境だからこそ味わえる本というのもあるような気がします。人との出あいとよくにていると思います。いい出あいがありますように。


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