創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   科学とは   きずな

 「タケコプター」「どこでもドアー」「ドラえもん」のポケットから出てくるアイテムが、「ドラえもん」の人気の秘密であることは、いまさら言うまでもない。しかし、「ドラえもん」には、見逃してはならない、もう一つの重要な視点がある。そして、これは現代の日常生活と重なっている。僕たち現代人は、科学文明を過信するあまり、科学に対する基本的な姿勢を忘れさってしまっている。便利という言葉に浮かされて、出来合いの科学を大量に買い込んで、失敗を繰り返しても、実に平気なのである。これではまるで、「のび太」の生活そのものである。こんなことではいけない。僕は、楽することを求めるあまり、科学にたよりすぎるのはよくないと思う。
 その理由としては第一に、科学はトラブルを引き起こす原因になるからだ。僕は、たまに、パソコンを使うことがある。しかし、機械オンチなので、何度かパソコンの機能が狂って、画面に文字が表示されなかったり、入力がまるでできなかったりと、直りはしたものの、あわや大惨事になりかけたことがある。また、最近パソコンの掲示板に悪口を書かれて自殺する人もでてきている。これらは、科学が発達したせいで起きてしまったミスである。
 また、第二の理由としては、科学にたより、それを使いすぎることにより、地球へ大きな負担がかかっているからだ。今、世界では地球温暖化のことでさわいでいるが、化学製品の使用を止めようとしない。それを使うために電気が必要となり、地球温暖化の進行を早めているというのに・・・・・・。おもな発電国には、アメリカが挙げられている。一年に、約三兆キロワットという、想像もつかないほどの量を使っているそうだ。科学力が上がるにつれて、環境問題もどんどん深刻になってきている。
 たしかに、科学は不必要だということはない。いや、むしろ、ないと困ってしまう。けれども、必要のない科学はなるべく使わないようにすること。科学文明を過信しないようにするとか、大切だと思う。「カメラマンハレンズのほこりを払うまえに、目のほこりを払わねばならない。」という言葉があるように、機械よりも、自分の心や姿勢が大事なのだ。機械よりも自分のこころや姿勢が大事なのだ。

   講評   tamon

●要約OK
●主題「楽することを求めるあまり、科学にたよりすぎるのはよくない」
反対意見
「科学は不必要だということはない。いや、むしろ、ないと困ってしまう」
OK、もう一段階具体的にしてもよい。すでに生活必需品となっている製品は多いことを挙げでもいいね。

●理由1 「科学はトラブルを引き起こす原因になる」
実例のパソコンでのミスや、インターネットの掲示板でのトラブル。
パソコンは便利だけれど、イージーミスでとんでもない大きな間違いを引き起こすこともあるよね。
ネットの仮想世界でのトラブルは、顔が見えない分、現実よりも酷くなりがちです。

●理由2 「地球へ大きな負担がかかっている」
実例:温暖化の進行を挙げ、データとしてアメリカの発電量を出しているのはいいですね。

●結論は「機械よりも、自分の心や姿勢が大事なのだ」とうまくまとめました。

とてもよくまとまっています。項目を入れる事に慣れて来ましたね。
時間は90分を目安にしたかな?

・最後の一文は不要ですね。
・(カメラマン)ハ→は
・化学製品→科学製品

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