国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   喧嘩   ゆっきー

 私は喧嘩をしてはいけないと思う。
 一つ目の理由は、喧嘩するとどんどんこじれていってしまうケースがあるからである。特に女子同士の喧嘩にこのケースが多い。「もう絶交して何ヶ月も口を利いていない」なんていう人も少なくはない。という私も女子と喧嘩をしたときには数ヶ月あるいはずっと口を利いていないという場合がある。私は中のよかった友達がいた。その友達は、いじめられていて不登校気味だった。その友達と同じクラスになった。しかし、私はほかの友達を作って遊んでいたのが原因だったのだと思う。その友達がある日「絶交しよう」と言ってきたのでそっちがその気なら別にいいと思ってわたしも「別にいいよ」といってしまった。その約半年後ほかの学校に転校してしまった。
二つ目の理由は、もう一人の人とも喧嘩をしたことがある。その相手を仮にEとしておこう。Eは、宿題答えを聞くためを電話してくることで有名で、塾の宿題や自主学習の答えを聞いてきくる。そのため携帯電話の番号をEに教えない人やかかってきても受信拒否をする人もたくさんいた。しかし電話連絡網があるので私も何度かEから電話がかかった着たことがある。ある日Eは、仲の良かった友達に縁を切られてしまって、友達がいなくなってしまったときだった。そのときEはほかのグループに入れてもらえばいいと思っていたのだろう。しかし、友達関係はそんなに甘いものではなかった。Eと縁を切った人は、とても優しかったのできっとEに付き合っていて疲れてしまったのだろう。しかし私たちにとっては、ものすごくタイミングが悪かった。というのもそれが、修学旅行の一ヶ月前だったのだ。修学旅行では、コース別研修があったのだ。他の人達からも仲間に入れてもらえずにいた。私は、友達と同じところに行こうとしていた。私達もEから一緒に行きたいと言われたが、他のグループに入れてもらえなかった代わりにされたのが許せなく他のグループに行ってもらうように言った。そのうえ私はもともとEとはあまり仲が良くなかった。その後、先生が目的別に修学旅行の班を発表した。私はあれほど「他の班に言って」といったにもかかわらず、Eと同じ班になってしまった。私は、Eのことが許せなかった。部屋割りでは、四人部屋で、私は友達と三人なっていた。もうひとつ一人足りない部屋があった。Eともう一人の女の子が残ってしまった。なので、私はコース別が一緒だからという理由でEをもうひとつの班に押し付けた。
確かに、喧嘩をするとすっきりするという人もいるかもしれない。しかし、後々その関係がこじれたままだったりすると気まずいので、仲直りしたほうがいいと思った。

   講評   inoko

 ゆっきーさん、こんにちは。
けんかするほど仲がいい。雨降って地固まる。この二つのことわざは、けんかを肯定する内容です。確かにけんかをしたことにより、互いに理解が深まるということはありますが、ゆっきーさんが書いているようにこじれてしまうケースも少なくありません。たとえけんかをしたとしても、その後のケアは必要で、機を見て仲直りすることがやはり必要かな。

☆ 二つ目の理由を述べる文章で、理由が書かれていません。実例はとても詳しく書けていますが、理由を忘れてしまったかな? この実例もこじれてしまったケースと言えるので、一つ目の理由と重なる部分もあるかもしれませんが、別の言葉で理由としてみるといいでしょう。



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