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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   運を見つけるために   さや

 「笑う門には福が来る」のであって、福が来るから笑うのではない。運と見えるものは日常の生き方の結果である。 その時に社会性を欠いた人は、「私は運が悪い」と言う。何が原因で自分に世の中がつらく当たるのかが理解できないのである。しかし「日々の積み重ねの結果そうなった」という、かくされた部分はなかなか理解できない。運命を信じる人は自らのベストをつくすことをしないための言いわけとして運命を信じるのだと言う。人知れず苦労をしていない人はすぐに物事を幸運とか不運とかでかたづけてしまう。。困難のない人生などない、これが人生の運を考える時の大前提である。
 私は、10月2日に行われた秋の遠足で運動公園へ行ってマレットゴルフをした。遠足の前の日に先生は、みんなに
「学年で1位から6位の人と最後から2番目の人には、商品をあげます。」
と言いました。それでみんなは、
「そのブービー賞ってやつねらおう。」
とか言っていた。そして当日マレットゴルフをいた。私は、1組だ。1組は、午前中に北コース、午後に南コースを回った。考えている以上にマレットゴルフは難しかった。午前中は、18ホールを100打位オーバーしてしまったけれど午後は、18ホールを65打位のオーバーでおさえることができた。私は、あまり良い結果ではないだろうと予測していた。そしていよいよ入賞6位までの人とブービー賞の人が呼ばれた。1位から6位までは、全員2組だった。そしていよいよブービー賞の発表があった。私だった。そのとき私は、まるでうれしいような、嫌なような変な気持ちだった。私は、いろんな人に
「おめでとう」
「その商品の中身なんだろうね。」
などといろいろな言葉をかけてもらった。少し複雑なマレットゴルフとなった。
 私は、小さい頃に毎週のようにサザエさん(フジテレビ系)を見ていた。サザエさんは、午後6時30分から7時までの30分間放送している。その中でも1番楽しみなのは、1番最後にあるサザエさんのジャンケンだった。私は、毎週毎週のようにジャンケンをやっていたがなかなか勝てない。そしてつい最近クラスの班で給食のサザエさんの話題になった。そしてジャンケンの話になってそこであるジャンケンの法則がわかった。それは「グーチョキパー」の順番だった。それだ私は、本当かどうか不思議になった。それで先週からしらべはじめた。小さいときの苦労はなんだったのだろうか。(笑)
 幸運とは人間にとって大切なもので見つけだすためにあるようなものである。「若いときの苦労は買ってでもせよ」ということわざがあるように幸運をつける方法を自分で探してこれからの人生に生かしていけばいいのだ。これから私は、幸運の運を見つけていきたい。
 

   講評   komiko

 さやちゃん、こんにちは! 幸運についての感想文では運がよかったのか悪かったのかわからないブービー賞の様子をとても楽しく書くことができましたね。

 「要約」は、バランスよくぬき出せています。パソコン入力の場合は最後に<要約>とキーワードをつけるのを忘れないようにしましょう。「体験実例」では、遠足のマレットゴルフでブービー賞をもらったことを楽しく書いてくれました。活き活きとした「その人らしい会話」がよかったですよ! 「とちゅうの思ったこと」も「そのとき私は、まるでうれしいような、嫌なような変な気持ちだった。」と「たとえ」を使って工夫ができましたね。「前の話」ではサザエさんの番組最後のジャンケンの法則のことを書いてくれましたね。「小さいときの苦労はなんだったのだろうか。」とお姉さんぽい「ユーモア表現」も書けましたね。いいですよ! 第四段落の「一般化の主題」「ことわざの引用」「これからの決意」としっかり取り組めてさやちゃんらしさがよく伝わりましたよ。

 次は、十月二十四日(金)に「清書」です。課題フォルダの十月四週分の長文を一日二〜三回音読して「あなうめ三問テスト」にのぞみましょう。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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