国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2566 今日2828 合計5394
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   便利ばかりが能じゃない   クララ

   「ドラえもん」は、「鉄腕アトム」や「鉄人28号」に代表される、スーパーヒーロー型とは全く異なったタイプのロボットとして誕生した。現代の日常生活は科学文明を過信するあまり、科学に対する基本的な姿勢を忘れ去ってしまっている。「ドラえもん」の真の面白さは、我々の日常への痛烈な風刺にあったのだ。ドラえもんの面白さは、決して笑ってすまされない現代の深刻な問題への警鐘なのである。「ドラえもん」に託した現代へのメッセージを、子供たちと一緒に、いま一度しっかりと読み返して欲しい。(要約) 私は作者の「科学に頼りすぎないのは大切だ」という意見に賛成する。(是非の主題)
  私が作者に賛成する理由は、機会物に頼りすぎると、人間らしく生きることができなくなるからだ。ビデオゲームを例にとる。最近、ほとんどの子供達がビデオゲームで遊んでいる。でも、世の中にビデオゲームがなかったら、お外で友達と一緒に走り回って楽しんでいるのではないか。(複数の理由一)私は時々長い間、コンピューターゲームを遊ぶ。そのときは楽しく遊べたけど、私は何も得ない。ただ、目が悪くなって、運動神経が落ちてゆくだけだ。その後、私はコンピューターで遊んでいないで、走り回って友達と遊ぶ方が良いなと思った。(体験実例)
  私が作者に賛成する二つ目の理由は、科学を信じすぎると、環境に悪い影響を与えるからだ。最近ほぼ大人全員が車を運転している。車は一台について二酸化炭素をだしている。世の中には何台も車が走っている。昔は、今日ある科学がなかったから、植物対人間のバランスは良かった。車がでてきてから、人間の方が多くなり、植物を切り倒しているので、バランスがくずれてきた。私達人間がこういうことをするのがオゾン層に穴が開いたのにつながるのだ。(複数の理由二)データーによると毎年役62億トン排出されている。私はこの量にビックリした。こんなに二酸化炭素を出しているとは思わなかった。できるだけ車を使わないように頑張ろう。車に乗らないで、バスを使うとか、歩いくとかした方が自分にも良いし環境にもいい。一人一人がそうするために環境が良くなっていく。(データー実例)
  作者に反対する人の意見も分かる。なぜかというと携帯とかコンピューターがなかったら、相手に何かを伝えたいことがあるとそこに行って、いなかったらその人が返ってくるのを待つか、探しにいって、見つけたら、伝えないとだめという一日中かかるシステムになってしまう。でも、携帯だったら、その人に電話をかけてすぐに伝えられる。それだったら、一、二分しか、かからない。(反対意見への理解)しかし『カメラマンは、レンズのほこりをはらうまえに、目のほこりを払わねばならない』のごとく携帯でも、必要な理由を考えなければならない。(名言)(是非の主題)

   講評   yasu

 クララさん、今週のはまず題名がいいですね。そして、内容も行き過ぎた科学文明に対する考えを、きちんとまとめてくれています。
●一段落目……要約も是非の主題も、オッケー!
●二段落目……ゲームのやりすぎによる、体力低下などの問題を書いてくれました。ただ、「ビデオゲーム」という言葉は、あまり使わないので、「コンピューターゲーム」「テレビゲーム」などに統一するといいでしょう。それから「機会物にたよりすぎ」というのは「機械にたよりすぎ」ですね。
●三段落目……データ実例うまく使えましたね! 車社会に対する批判もよく書けました。ただ、二酸化炭素排出量は、車だけによって増えるのではありません。工場からの煙、冷暖房、いろんな原因があるわけです。そのこともふまえて、書くといいね。
●最終段落……反対意見への理解は、まず、「もし全く科学に頼らないと、生活が大変不便になるだろう」などと書いた上で、例として携帯の話などをあげていくといいでしょう。

                 

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)