低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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大人になって(清書) ゼニガメ兵
大人になって毎日同じようなことを繰り返していると、あまり「ふしぎ」なことは無くなってくる。何もかもわかったような気になると、今度は面白くなくなってきて、「ふしぎ」なことを提供してくれるテレビ番組や催しものなどを見る。子どもは「ふしぎ」と思う事に対して、大人から教えてもらうことによって知識を吸収していくが、時に自分なり「ふしぎ」な事に対して自分なりの説明を考えつくときもある。それは単なる外的な「説明」だけではなく、何かあると「お母さん」と呼びたくなる自分の気持ちもそこに込められているのではなかろうか。「その時に、その人にとって納得がいく。」答えは、「物語」になるのではなかろうか。セミの声を聞いて、「セミがお母さん、お母さんと呼んでいる」というのは、すでに物語になっている。外的な現象と、子どもの心のなかに生じることによって、物語に結晶している。現代は科学的説明が幅を利かせていて、物語的説明は幼稚なものだと見なされている。しかし、世界との一体感を回復するために、私たちは、物語的説明の重要性も見直していくべきではないか(引用)。その方法は二つある。
方法一つめ、少年時代で編み出した能力を手放さない事だ。何かしょうもないという理由ですぐに手放してしまうという事は無いだろうか?僕が身につけた能力としては、アニメにもなったゲーム「ポケットモンスター」で約492種類以上もいるポケモンの名前を全部言えることだ(多分当たり前?)。これほど脳に記録しているのはきっとすごい事だと自分は思う。でも記憶力は全然ダメだ…(泣)。恐らく記憶と記録は大きく違うと思う。勘違いしないように気をつけたい!<複数の方法A>
方法二つめ、子どもに自分たちの教えばかり教えない事だ。説明をすると、「我が家の決まりだから」とか「絶対破ってはいけない事」と子どもに教えてばかりいると、子どもはそのうち落ちこぼれになってしまう。落ちこぼれになった子どもはやがてグレてしまい、家に戻ろうとしまくなってしまう。歴史的に言うと、織田信長はフランシスコ・ザビエルによってキリスト教を伝えられた。その後、キリスト教は日本中に伝えられた。ところがのちの武士、徳川家康がキリスト教が広まれば幕府に攻められる恐れがあるとの事で(大きな勘違いかもしれない)禁教令を出してしまった。それ以来日本仏教をキリスト教の信者以外に押し付けてしまった。このことがきっかけで島原の乱が起きてしまった。俗に言うと、よそからのきまりを右から左に受け流してばかりで、自分の決まりばかり教えてばかりいると、子どもがそのうち反抗
するようになってしまうという事。そうでないと第二の島原の乱が起きる事も…!<複数の方法B>
確かに科学的な裏付けを持たずに、物語的説明だけに頼ることが多い。しかし、「きまりというのはもともと自然からできたことではない」という自作名言のように、一部は守らないといけないきまりがあるがそんなに守らなくても良いきまりもあるという事。でも自分で出したきまりはいつか大変なことになってしまうから、出す決まりと出さない決まりの区別をつけたほうがいいと僕は思う。
講評 iyu
清書がんばりましたね。来週29日はお休みです。11月5日は他の先生からのお電話になりますので、よろしくお願いします。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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