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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   巡る季節   ヨーグルト

 最近、通学路の地面のコンクリートの色がさまざまなもので隠れ始めた。さまざまなものとは、小さな赤い実やほんのり茶色の枯葉だ。また、学校の制服も衣替えになり、通学路の風景が少しずつではあるが、秋の風景へと変わってきている。しかし、もう十月である。私の気持ちはとうに食欲の秋へと変わっている。私の好きな、栗やなし、葡萄がおいしく食べられるのである。私はこのような、季節感のある生き方をしたい。
 そのような生き方をするための第一の方法としては、普段から身の回りの変化を楽しむという気持ちを持つことが大切だ。私は、最近気に入っていることがある。それは、携帯電話のカメラ機能を使い、自分の部屋の窓から見えるくもの形、様子を撮ることである。雲とは、実に面白く、想像力が豊かなほどさまざまなものに見えてくるのである。私はものの形に見えるのがおもしろいだけでなく、流れている状態の自然な形も良いと思い、データフォルダに多く保存している。私が特に好きなのは羊雲(高積雲)やうろこ雲(巻積雲)、入道雲(積雲)
である。このように、普段から変化を楽しむべきである。
 第二の方法として、学校や社会において、季節の行事などの機会を大切にするべきだ。私の地域では、夏に必ずお祭りがある。そのお祭りは、毎年、小さな公園や市民センターで合計八回程度行われる。これは、とても良いことだ。子供たちと大人がいしっしょに行事を行い、夏を、祭りを楽しむのは、数が多いだけよい。また、クリスマスに自治会の子ども会などで会が開かれることも多い。その会でも、季節を大切にし、楽しむことができる。しかし、なによりも、このような季節の行事は、自然があるからこそ味わえるものである。よって、自然を敬い、感謝し、季節の行事を大切にするべきなのだ。
 確かに、変化ばかり気にして、本質的なものを見ないのは、良くないことである。しかし、「朝の来ない夜はない。」という名言があるように、季節は巡るのだから、その季節を大切に、全身で感じながら過ごしたい。私の通学路が、明日はもっと隠れていますように。


   講評   kira

 ヨーグルトちゃん、こんにちは。これから寒い季節に向いますが、熱い心で目標に挑戦してください。先生も合格を祈っています。
 また、高校生になったヨーグルトちゃんの作文が読める日を楽しみにしています。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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