国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自分の意見   スケートねこ

 「早く手伝いなさい!」
 「へーい」
 「何その言い方は!」
 「ちゃんとはいって言ったでしょ!」
 「口答えしないの!!」
 「してないったら!!」
 「ほら、また口答えをした!!」
 私は、いつもこのようなくだらない口げんかをすぐ母としてしまう。手伝えと言われてめんどくさいけれど仕方がないと返事をして怒られたり、何か失敗をして怒られたりすることで、いつもけんかになってしまう。友達とのけんかは少ないが、家族でのけんかはとても多い。しかし、私はけんかはしたほうが良いと思う。
 けんかをしたほうがよいと思う第一の理由は、けんかはすればするほど仲が良いと言われているからだ。私は、それは本当だと思う。友達でも家族でも、人の前で自分の意見をはっきり言えるから、それこそ仲が良い友達か家族だと思う。よく私は母とけんかをするが、それでもかなり仲が良いと感じる。例えば、けんかをして自分が悪いと感じて謝ったときに、相手はどういう気持ちだったのかよく分かって少し仲が良くなった気がした。たとえ小さいことでもめていても、それくらい自分に意見を相手に言えるから、本当に仲が良いといえるのだと私は思う。
 けんかをしたほうが良いと思う第二の理由は、自分の言いたいことを言わないでいると、ストレスがたまってしまうからだ。私は、つい言いたいことを言えなかったり、悪いと思って言わなかったりして、ストレスが時々たまりがちだ。ストレスは体によくないし、自分の意見をはっきり言えないと、相手に自分の思っていることが伝わらない。特に少し心が弱い人は家族や会社で自分の言いたいことが言えなくて、ストレスがたまっているとよく聞く。人間関係における意識調査(読売新聞 2004年)のデータによると、夫婦、親子間で本音を話しているかで、75%が「はい」と答えている。確かにそのパーセントは高いが、まだ本音が話せていない人もたくさんいる。つまり、家族のなかででも自分の意見が言えない人がいる。そういう人たちが、一番ストレスがたまっていると思う。
 確かに、けんかが激しくなってくると人を傷つけることになるかもしれないし、あるいは戦争になってしまうかもしれない。けんかがひどくてその後に絶交をしてしまった人もいる。そこまでいくと、けんかはとても悪いと感じる。しかし、「一人の敵を作らない者は、一人の友も持たない」という名言があるように、けんかをして自分の意見を言えないと、友達も自分のことをどういう気持ちでいるのかわからないから、本当の友達はできない。自分の意見が言えることはとても素敵なことだから、家族や友達の間でも自分の意見が言えると、いつもハッピーでいられると思う。

   講評   kiri



 こんにちは。10月もいい作文がそろいました。

 今年もあと2か月です。11月もがんばりましょう。

                   

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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