国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   好奇心   えむや

 子供の世界は「ふしぎ」に満ちている。小さい子供はなぜを連発して、大人にしかられたりする。しかし、大人にとってあたりまえのことは、子供にとってすべて「ふしぎ」と言っていいほどである。子供は「ふしぎ」と思うことに対して、大人から教えてもらうことによって知識を吸収していくが、時に、自分なりに「ふしぎ」なことに対して自分なりの説明を考えつくときもある。せみの鳴き声を母を呼んでいると言った坊やは、科学的説明としては間違っていたかもしれないが、そのときのその坊やの「世界」とのかかわりを示すものとして、最も適当な物語を見出したということができる。このように子供はなににたいしても好奇心いっぱいであることがわかった。そして子供がなぜと質問すると叱る親もいることがわかった。しかし僕は好奇心を持つことは良いことだと思う。<主題:是非の主題>
 一つ目の理由としてはいろいろな知識を身につけることができるからだ。それは、疑問に思って辞書なりを使って意味を調べて知識にするということだ。
 二つ目の理由としては、様々な知識を身につけることができることが挙げられる。「行きたい旅行先」(日本交通社 1997年)のデータによると、一位はオーストラリア、二位はハワイ、三位はカナダ、四位はスイスとなっており、全て日本国外、つまり海外になっている。なぜ、海外なのか。おそらく、外国に興味、好奇心が日本人は大きいのかもしれない。その国に行こうと思えば、事前にその国についての基礎知識を身につけようとするだろう。実際に行かないとしても、興味があれば調べてたり関係する書物を読もうとしたり、あるいはその国の言葉を覚えようとするだろう。そうすることによって、いろいろな知識を身に付けることができるのである。<構成:複数の理由一・二><題材:データ実例・長文実例>
 確かに大人は子供にいろいろと聞かれるといらいらすることはあるが、「子供は大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている。」という名言があるように子供の質問に対してはやさしく答えるべきだと思う。<主題:反対意見への理解><表現:名言の引用>

   講評   kako

 こんにちは、えむや君。頑張りましたね。「是非の主題」は良いと思います。理由が書けていますが、一つ目の理由と二つ目の理由は同じ意味ですね。一つ目の理由を考えて書き直すとよいでしょう。また、体験実例を書いてみましょう。
「名言の引用」を入れて、最後の段落を上手にまとめることができています。「子供を子供としてみるのではなく、一人の人間として扱い、優しく答えるべき」のようにすると、名言と合いますね。




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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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