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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   木材について   MAXやまびこ

私たちは長い間、木や木材などと、深くかかわっている。(書き出しの結び)
だが、明治時代に入って、コンクリートなどの新しい人工素材を、追いかけて来た。しかし、木はコンクリートなみに強く、柱などに適し、1300年前に作られた法隆寺の柱には、ヒノキという材料が使われている。また、新しいヒノキと、古いヒノキどちらが、強いか聞かれると、皆、新しいほうが強いというが、それは、正しくない。それは、ヒノキは、長い年月がたつと、強さなどが増し、2,3割ほど強くなり、それから、ゆるやかに、下降するが、また、数百年たつと、再び、その強さが増すのである。また、バイオリンなどは、ヒノキで作ると、和風な響きがするなど、同じ種類の木でも、材質が少し違うなど、木にも、コンピューターで、解明できない側面などがある。
僕が、木について思う似たような話は、キャンプファイヤーの炎と、ロウソクの炎についである。キャンプファイヤーの炎のほうが、ロウソクの炎より温かく感じ、同じ炎でも見方によって、違う感じになる。僕は、木のことと同じように、見方によって違った感じになる点が、不思議だと思った。また、家のことで似た話は、インターネットで、法隆寺のことを調べていると、1300年前に建てたのに、阪神淡路大震災で、コンクリートのビルが、倒壊した強い地震なのに、法隆寺は、倒壊しなかったのが、驚いた。これは、重箱構造という作りで、揺れを、最小限に、抑えたので倒壊しなかったらしい。このことは、現代建築の地平を開く、科学技術である。
人間にとって、自然は、人々の暮らしなどを、支える重要なものだと僕は思った。

   講評   taimu

 こんにちは。前回のお電話で言いそびれたことがあります。「金賞受賞おめでとう!」ご家族にお祝いしてもらって、楽しく過ごしたようですね(^^)。

<構成>ポイントをおさえた要約になりましたね。ここまでまとめるのは、大変だったでしょう。よくがんばったね。感想文の場合は<構成>の項目は「要約」になります。キーワードは<要約>にしておくといいですよ。

<題材>法隆寺について、調べたお話をとりあげることができました。法隆寺に関しては、さまざまな論争があるようですが、「重箱構造」という建築様式は、木の特性を十分に生かしつつ、耐震性にも優れているのですね。阪神淡路大震災を例にあげて、詳しく説明することができました。「現代建築の地平を開く、科学技術」なるほど!そのとおりですね。

<表現>添削ソフトが「木について思う似たような話」の「よう」をキーワードとして拾ってしまいましたが(笑)、今学期の<表現>の項目は「まるで……のように」(たとえ)やことわざを使ってみましょう。体験したことのなかに、たとえを意識して使ってみると、その時の情景をよりくわしく説明できる文章になっていくと思いますよ(^^)。→例「(小学生のころキャンプファイアーをしたことがあるという話の流れで)ぼくは、まるで時がとまったかのように炎を見つめていた。」

<主題>「人間にとって」にとってというキーワードを忘れずに使えました。人工のものにも、もちろん良さがありますが、自然(天然)のものは昔から私たちの生活を支えてきたものだよね。これからも自然の良さに目をむけていきたいものですね。

<表記>●スペースキー(段落の書き出しに1マスあけるとき)やENTERキー(段落変えのとき)を上手に使って、段落分けをしてみると、読みやすいよ。
●<要約(感想文のとき)><前の話・聞いた話><たとえ・ことわざ><一般化の主題>という具合に、使った項目部分に<  >で入力しておくといいでしょう。

●ロウソクの炎についである→ついてである。

修学旅行、楽しみだね!いってらっしゃい(^^)。




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