創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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フィンランドの調査 ゴジラ君
フィンランドの15年にわたる調査で、健康管理をしたグループのほうが健康管理をしなかったグループよりも病気になった人が多かったということがわかった。過保護が依存心を生み、生きる活力を鈍らせるという例は、子供の育て方にも当てはまる。子供が成長するためには、原始時代からの人類の全過程をたっぷりとることが必要だ。
確かに、過保護や管理は人間の生きる力を弱める点でよくない。私も、おばあちゃん子で厚着をさせられ小さい頃はよく風邪を引いた。しかし、薄着をするようになって、急に元気になった。
しかし、保護や管理が必要なこともある。それは子供は決して一人では、育たないからである。昔話の桃太郎も、桃から生まれた後、おじいさんと、おばあさんに愛情を持って育ててもらったから、鬼退治に行くまでに成長したのだろう。
保護や管理はそれ自体がいいのでも悪いのでもない。大事なことは、それらが人間の成長に応じて適切になされることだ。保護や管理は手段で、人間の成長が目的だということを常に考えておく必要がある。《主題の総合化》名言に大切なのは、健康らしい外見ではなく健康自身である。という言葉がある。保護をするなかみをまず考えていくべきだ。
講評 kira
ゴジラくん、こんにちは。現代社会は何事につけ過保護や管理の行き過ぎに陥っていますね。便利さに歯止めが利かない状態です。それもこれも人間がより良いものを目指した向上心からきたものでしょうけれど、「過ぎたるは及ばざるが如し」を心得ておきたいところです。
ゴジラくんもおばあちゃん子ですか。先生もそうです。おばあちゃんは、孫を大事に思うあまりとかく過保護ですね。ほかにも、自分を甘やかして入るようなことはないかな?
昔話から、愛情たっぷりに育てられることの大切さを考えました。保護や管理は、愛情でするものなんだね。お金をかけて技術任せにしてはいけない。そう思いました。
方法論は様々あっても、大事なのは私たちがどのように成長していけるかという中身であると総合化しました。強くたくましい人間になりたいね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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