創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   散髪と僕とアインシュタインと   たかちゃん

 僕はこのお話を読んで、以外だったのは、アインシュタインが、古いセーターに、サンダルばきで靴下を履かず、散髪も大嫌いというところだ。僕は、誰かが、
「すこし服装に気をつかわれたらどうですか。」
と忠告すると、
「肉を買って、包み紙のほうがりっぱだったら、わびしくないかね。」
とやりかえされてしまうほど、アインシュタインは、一分でも研究のほうに回したいと思っていたんだなと思った。
僕は、アインシュタインと一緒で、散髪が大嫌いである。いつも、
「そろそろ散髪に行こうか。」
とお父さんが言うと、電光石火の如く二階に上がって隠れている。散髪に行くより、本を読んでる方が楽しいと僕は思う。僕が、何故散髪に行くのが嫌いなのかというと、切った後、カミソリのようなものでジョリジョリ剃られるというところが痛いからである。でも、最終的には、『海老で鯛を釣る』ならぬ『本でたかを釣る』で、無理矢理行かされる。
 アインシュタインは人生というものは限られているから少しでも研究に回したくて、
僕は、カミソリのようなもので剃られるのが嫌だったから散髪が嫌いだった。このように、同じ嫌いでも、何故嫌いなのかは、ひとりひとり違う。僕は、何故一人一人個性があるのかを調べて、納得できるようになりたいなと思った。

   講評   yoo

 たかちゃん、こんにちは。
 今回の感想文は、似た話がとてもおもしろくてよかったよ。アインシュタインと自分の似ているところを、上手に題材に使いましたね。たいへんよくできました。(^o^)

<題名の工夫>
 「○○と○○と○○と」という形の題名を考えたね。上手に工夫できました。
<たとえ>
 「電光石火の如く」というたとえを表せました。たかちゃんのものすごく速い様子を、見事に表わしています。
 『海老で鯛を釣る』ということわざをもじって、自作のことわざを考えることができました。さすがですね。ユニークな表現で素晴らしいです。
<似た話>
 たかちゃんも散髪が嫌いなのですね。面倒くさく感じるのは、わかるなあ。たかちゃんには、研究のほうを優先してしまうアインシュタインの気持ちがよくわかるでしょうね。
<自分だけが思ったこと>
 散髪に行くのが嫌な理由が自分とアインシュタインとでは違っていることから、「個性」というものに目を向けた点が興味深いです。長文を読んで深い考察ができましたね。
       

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