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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ああだから、こうなる   きいお

多くの人々は、「予定された未来」のために、今現在の時間を拘束している。私は、未来のことを考えるよりも、今の時間を大切にした方がいいと思う。
その理由の第一に、未来の事を考えすぎると、今自分がすべき事、またはやりたい事に集中できなくなってしまうからだ。実際、私が中学二年生の時、高校受験のために一生懸命勉強をしていた。しかし、勉強ばかりで、自分の好きな運動をあまりしなくなっていた。だから、今は自分が興味を持ったことはすべてやってみようと努力している。
その理由の第二に、誰も未来がどうなっているかは分からないからである。人間は予定を立てることができても、その時の状況などは何にも分からない。データ集によると、人々が人生の最期を迎える場所、病院81.2%、在宅13.5%、老人ホーム2%である。このように、人間はいつ病気になり、どこで最期を遂げるかもわからない。よって、未来のことを考えても無駄である。
確かに、未来の自分を思慮するのも、時には大事でもある。しかし、「未来を予測する最も確実な方法は、未来を創造することである。」という名言があるように、今の時間を大切に使うことによって、その結果が自分の本当の未来を創るのだと私は思う。

   講評   ogi

 きいおちゃん、こんにちは。日本へのお引っ越しで、忙しいですね。

【第一段落】 長文の要約で作文を始めましょう。要約は、作文全体の4分の1くらいの時数を目安にしてくださいね。
【第二段落】 先のことを考えすぎると今を見失ってしまいますね。とてもよい第一の理由が挙げられました。勉強ばかりの頃の自分を振り返って、今はどんなことでもやってみようと思っているのですね。可能性を広げていくことは、大事なことです。いろいろなことにチャレンジして、豊かな人間になってくださいね。
【第三段落】 今の世の中を考えてみても、経済や政治など、先のことは全く読めない状況になっていますね。先のことをあれこれ悩んで計画ばかり立てるよりも、どんな状況にあっても臨機応変に対応できること、強くたくましく生きていけること、がこれからのすべての人への課題になると思います。良い理由が挙げられました。データ実例もきちんと入りましたね。
【第四段落】 反対意見への理解、名言引用が入って、しっかりとまとめることができました。

     

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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