国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   体が勝手に・・・・・・   森チュウ

 おー、うまそー。ぼくは、そんなことを考えながら、納豆を見ていました。すると、手が、勝手におはしの方にのびて、持ってしまいました。今度は、もう片方の手も、納豆の入ったはちを、持ってしまいました。そして、ひとりでに目が、キョロキョロして、ショルッと納豆を食べてしまいました。
 って、これでは、つまみ食いです。納豆が大好きなあまり、つまみ食いを体が勝手にしてしまったのです。まるで、納豆中毒です。
 本当は、今は、食器を並べていると中です。しかし、食器を運んでくるたびに、どうしてももっとつまみ食いをしたくなりました。がまんしきれなくなって、ぼくは、母さんのすきを見て、またつまみ食いをしてしまいました。あー、もっと食べたい、と思ったしゅんかん、これもまたまた体が勝手に食べてしまいました。わっすごい減ってる。もう食べないぞ。
 してしまったからには、かくすしかありません。そう思ってぼくは、何事もなかったかのような、ふりをしました。母さんや父さんの近くを歩く時は、なるべく、モグモグしないようにしました。しかし、変なふんいきを作らないように、気を付けました。これがつまみ食いのやり方なのである。
 食器を並べ終わってみんな席に着きました。
「いっただっきまーす。」
ぼくは、真っ先に、
「この納豆、食べていい?」
と、母さんに聞きました。
「いいよ。」
許しをもらったので、量が見られないように食べました。セーフ。ぼくはとてもほっとしました。
 これでもし、
「ダメ。少しちょうだい。」
と言われたら、つまみ食いしたことがばれてしまうところだったので、良かったです。
 納豆は、ぼくの中では、けっこう役に立っています。例えば、青菜が好きになったきっかけは、京都のおじいちゃんとおばあちゃんの家で、納豆に青菜も混ぜたのを食べたことです。
 えっ、関西は納豆を食べないんじゃないの。と、思う人もいるかもしれませんが、ぼくのおじいちゃんはちがいます。
 おじいちゃんは、大学のころ、すぐ作れるから、気に入って食べていたのです。こういうわけで、おじいちゃんの家では、納豆を食べるのです。
 そんなこんなでぼくは、納豆が大好きです。
 ぼくの心の中は、いつでも納豆だらけです。

   講評   sango

 楽しい作文です。読解問題もがんばりました。

        

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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