国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
We,need,some,time おむふ
「ああすれば、こうなる」型の社会では現在というものを強く拘束してしまう。この現在とは「ああすれば、こうなる」で囲い込まれた時だと言っていいものでありある程度の幅を持つ。それに対して未来とは先のと違い何が起こるかわからないものである。けれどもこの未来ですら直ちに拘束されてしまい意識といったものが全てと化し時間は現在化してしまうのである。この「ああすればこうなる」の社会は、政治家、医師などの人が社会に強く定着している。子供は力もなく知識、金すらもなく唯一未来をもっているのだが社会はこれを奪い取ってしまう。
そもそも生物の定義とはなにか。それは、自分を保とうと代謝を行うことである。すなわち、現在は未来のためにあるのであり、ひたすらに先のことのために一心不乱に生きていくべきだ。その上現在に執着しすぎて墓穴を掘った人が何人もいるではないか。ニート、多くの会社の不謹慎な行いはたまた著作権問題ですら。現在はひたすら未来のために消費すべきである。
この文章はろうそくのごとく私の心に光光と照り輝き多くの喜びを生産する。そうとも。いまのこのおかしな社会に異議をとなえる。人々の未来を柵の中にいれまるで軟禁状態。こんな事がゆるされていいものか。今の合理化社会のみじめさがよく報道されてるではないか。いじめ、格差、株による社会。
時間をどう使うかなんて当人の勝手だ。当人が満足するよう時間を使い分けるのが大事なのではないか。
講評 koni
【第一段落】 要約は、要点をよくまとめています。
【第二段落】 一つ目の意見を挙げ、社会実例を書くことができました。生物の定義を説明したところがうまい。読み手を考えさせるよ。明確に意見を主張できています。「増員すべき」という表現もおもしろいね。
【第三段落】 対比する意見を挙げて、実例を書くことができました。軟禁状態とたとえたところがいいね。
【第四段落】 一番大事なことを読み手に考えさせる結びができました。この課題も力作だね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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