国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   機械文明   まーくん

 自然で作られたものの方が良いことはたくさんある。僕が学校で書写をやるときは、いつもスーパーマーケットなどで売られている墨汁ではなく、けむりのすすを集めて、にかわで固めた墨をつかっている。なぜかというと、スーパーマーケットで売られている墨汁は化学合成剤を使っている可能性があるからだ。しかも墨汁は、早く文字を書くことができるから、便利でいいという面もあるが、墨を文字を書く前にするというのは書くときに、このように書こうとか、こうしよう、というのを考えることができるのだ。つまり、墨をするというのは習字の大事な儀式なのだ。だから僕はすすなどで作っている墨がいいと思う。
 墨と墨汁とでは、こんな違いもある。墨をすった方と墨汁とでは、色も違うのだ。墨汁は、、ただ一色の黒だが、墨はところどころむらがあり、味のある墨になる。また墨にはこんな面白さがある。今ここに墨が二つあったとする。一つはたった今できたばかりの墨で、もう一つはできてからかなり時間のたった墨だ。あなたならどちらを選ぶだろうか、僕は時間のたった方を選ぶ。なぜかというと、時のたった方が熟成して色がきれいになるからだ。このように墨には時間が経つと色がきれいになる性質がある。だから手軽に済ますことができて便利だというものよりも僕は自然のものを大切にしたいと思う。だから墨を大切に手入れをして使っていきたいと思う。
 人間にとって機械文明とは、生活を楽にする一方、美というものは省かれている。本当にいいものというのは、機械で作られているものではない。手作業によって作られている。それに時間のたったものは良いものだと思うだから物にも「亀の甲より年の功」だと思った。

   講評   mae

 今月もよくがんばりました(^o^)/。


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