国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   小さな役割   えさな

 私は、ミミズのような小さなものの役割に目をむけるのは大切だと思う。
 その理由は、第一に、人間はつい大きいものを見てしまうが、小さいものにも価値があるからだ。一つの例は学校の中間・期末テストと毎週ある小テストの見られ方の違いだ。私たちはほとんど毎週国語の時間に漢字と百人一首のテストがある。この小テストは十問しかない。内容は最終的には中間や期末テストにも出てくる。しかし、多くの人がめんどうくさがり、全く勉強していない人もいる。悪い点を取ってしまっても、友達などに見せて、笑っている。しかし、中間や期末が近づいてくると皆はやっと真剣に勉強しはじめる。これらのテストに出てくる内容は生テストの内容も入っている。なぜ、小テスト、と聞くと、人は軽く思ってしまうのだろうか。もし、小テストの勉強をしていれば、中間や期末テストの直前に、小テストの内容は覚えている為、勉強の量も減る。小テストも中間・期末テストの点がどちらもよければ、成績はもっとよくなる。中間や期末テストだけが
大事だと思ってしまい、小テストの勉強をしないのは間違っている。毎週ある小テストこそ、大切なのだ。
 第二の理由としては、人間は派手なものだけに目を向けて、地味な自然に目を向けない為、自然が破壊されつつある。調べてみると、「地球の表面温度は、この百年間で摂氏およそ0・四から0・八度上昇した」という事が地球温暖化についてわかった。これは、人々が大きいものに目を向けて、とても小さなものが大切な役割をしている自然のことを考えずにいたということだ。このまま、自然を無視していくと、私たちはもう地球に住めなくなっているかもしれない。そのような事が起こらないよう、今からでも、小さいけれど大切な役割をしている自然に目を向けて欲しい。
 確かに、派手で、大きなものに目を向けるのも大切だ。しかし、「雑草はまだその美点を発見されていない植物だ。」という言葉があるように、小さいものの大きな役割も発見することが大事だと思う。

   講評   kiri


 忙しい中、毎週しっかりと作文が書けているのは素晴らしいことです。
 12月1週目は進級テストです。データ実例を考えておきましょう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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