低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日2426 今日765 合計53101
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   縁の下の力持ち   うさちゃん

 ミミズは、毎日、土を食べて生きているが、ミミズの口へ、入る前の土と、ミミズが外へ出した土とは、土の性質がまるで違っている。第一に、土と一緒に飲み込まれた新鮮な草の葉や半腐れのわらなどが、豊かな土になって出てくる。第二に、出てきた土は細かいから、水や空気が通りやすい。
 私は、自然界にある、小さな物の役割を、見直すことが大切だと思う。
 その理由は第一に、私たちがまだその役割という物を見つけていないということがあるかもしれないからだ。例えば、要約にも書いてあるように、ミミズが良い例だ。私の学校には、水曜日に園芸という時間がある。それは、学校のお庭の花壇をきれいにしたり、植え替えをしたり、する授業だ。私はその授業
の中で、ミミズを幾度か見たことがある。土を掘り返している時に、いきなり出てこられると、びっくりする。「きゃー。」と叫ぶ子もいるし、その場から全速力で逃げ出す子もいる。そして、動き回るミミズをスコップで持ち上げ、いそいそとごみ箱へ急ぐ、しかし先生に捕まえられ、こう言われる。
「ミミズは土へ返しておいてね。」
結局言われたままに土へ返しておく。(また騒がれると困るので、別の花壇の土に・・。)しかし、今までなぜ土に返しておくのか分からなかったが、これからの私は違う。ミミズがいるから土は元気があり、ミミズの体内を通ってきた土には栄養があるということが分かったからである。しかし、やはり可愛がる事は出来ない・・・。(汗)
 第二の理由としては、人間が自分のことだけを考えて過ごしてきたために、地球環境が破壊されてきたからだ。地球温暖化のデータをインターネットで調べてみると、『地球の表面温度は、この百年間で、摂氏およそ0・4〜0・8度以上であった。(出展ウィキペデア)このことから、もっと生き物お力を大切にするべきだと思う。例えば、肥料のことについてだ。人間は、化学肥料というものを使って作物を育てている。しかし、化学肥料だけでは足りない栄養素も作物にとっては、必要かもしれない。ミミズは、そんな細かい栄養まで作ってくれるのだ。
 確かに、ミミズに限らず、見た目が悪く、一見気持ち悪い生き物もあるかもしれない。しかし、『雑草はまだその美点を発見されていない植物だ』という名言もあるように、小さい物でもその役割を見つけて、どんな生き物にも大切な役割があるということを私たちは理解するべきだと思う。

   講評   tama

 地球は、「縁の下の力持ち」の存在によって支えられているのだということを忘れず、小さな命も大切にしていきたいですね。

 今月も皆勤賞です! がんばっていますね。



毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)