国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   力士のようなカブトムシ   かやて

僕は、今年の夏休みに山林公園で捕まえたカブトムシについて、紹介したいと思います。
このカブトムシを、よく観察すると、頭部には大きな角と前の胸に小さな角が付いています。この二つの角で、相手を投げ飛ばしたり、攻撃したりしていると思います。角の根元に触角があり、木の汁がある所を知ることができます。木の汁が見つかったら、ブラシのような口で吸います。まるで黒い石のような目は、ハチの目と同じで、小さい目がいっぱい集まった複眼です。足は、前足、中足、後ろ足がそれぞれ2本あります。前足は、木にしがみついて、重い体を支えますので、力強く、爪もするどいです。中足のつめも鋭く、突かれると痛いです。前足と中足のつめは鋭くないと、木からすべり落ちてくる可能性があると僕は思います。後ろ足は、とげが多く、前足や中足より長いです。体のバランスをとるためだと僕は思います。
カブトムシを観察して、一番驚いたことは、口の事です。最初、ストロのような口で食べ物を吸っているのだと思っていました。でも本当は、ブラシのような口をしているのが分かりました。
それから、僕はお母さんに何かを観察したことがあると聞きました。
「お母さんは、金魚を眺めて観察するのが好きですよ。きれいなしっぽを振りながらゆうがに泳いでいる姿はとても素敵です。だけと、お母さんはいまだにどれがメス金魚なのか、どれかオス金魚なにかを区別つかないのです。」とお母さんは首をかしげました。
僕は公園で捕まえたカブトムシを観察して、一番思ったのは、このカブトムシは将来えらい人になるような若者のように見えます。いつも堂々と構えている姿は実に立派です。


   講評   hoemi

《題名の工夫》 堂々としてかっこいいカブトムシを<力士>にたとえて題名をつけられましたね。
《前の話・聞いた話》 お母さんから聞いた話を書けましたね。たしかに金魚がゆうがに泳ぐ姿は見ていて気持ちのいいものですよね。お母さんと金魚にまつわるエピソードをもりこめると、作文の内容がもっと深くなって良くなりますよ。
《たとえ・いろいろな言った》 <まるで黒い石のような目>とカブトムシの目をたとえ、また<将来えらい人になるような(えらい人になるであろう)若者のよう>と堂々としたカブトムシの姿を上手にたとえられたね。昆虫の王とよばれる理由がわかるよね。「 」を<〜と首をかしげました>と工夫してとじることもできました!
《自分だけが思ったこと》 かやてくんが言うように、カブトムシの堂々と構えている雄々しい姿は本当に立派だよね。これからもいろんな疑問を持って観察して、新しい発見ができるといいですね♪


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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