創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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僕の友達 たかちゃん
僕の友達は、いっぱいいる。一番の友達は、今年の四月にK市にあるM小学校から転校してきた、S君だ。転校してきたばかりは、そんなに気にもならなかった。けれども、五月の席替えの時、運良く、S君と同じ班、しかも前の席になった。転校生なので、いろいろ教えているうちに、いつのまにか、大の親友となっていた。
前、休み時間の時に、Mちゃん(S君のあだ名)に、
「ルート五は?」
と聞くと、まるで『立て板に水』のように、スラスラ答えてしまった。僕は、内心吃驚した。ちなみにS君好きな科目は、算数・数学・英語だ。
僕の知っているおばあちゃんの友達は、あだ名がSちゃんだ。いつも逢うと、お小遣いをくれる。お母さんのお兄ちゃんの三回忌にも来ていた。話し方から推理すると、小さい頃からの友達(?)と思う。
友達は、思いがけないことで、友達になったり、絶交したりするので、用心しておいた方がいいなと思った。
講評 yoo
たかちゃん、こんにちは。 先週もお電話のとき、お留守でしたね。体調がよくないようだったら、気をつけてね。ここ高槻では、風邪がすごく流行っていて、学級閉鎖になるクラスがあいついでいます。たかちゃんの学校は大丈夫かしら? 冬休みまでもう少しなので、がんばろう。(^o^)/
<題名の工夫>
作文の題材を、はっきり題名に付けましたね。お友達の名前や学校名をイニシャル表記し、数字をきちんと漢字で書くという表記もばっちりです!
<たとえ>
「まるで『立て板に水』のように」というたとえは素晴らしいです。ことわざをたとえに引用するのが、得意になってきたね。さすがです! たかちゃんのお友達も賢いのですね。「ルート」がわかるなんてすごい先取り学習です。(^^;)
<聞いた話>
おばあちゃんのお友達のことを教えてくれたね。作文に広がりがでてよくなりました。
<自分だけが思ったこと>
用心深い(?)たかちゃんの気持ちが、よく伝わります。ちょっとしたきっかけで大親友のように仲良くなったり、ささいなことで大嫌いになってしまったり、いろんなことを経験しながら成長していくのでしょうね。たいへんよくできました。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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