低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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大切なお友達 かやて
大切なお友達
今日は、僕の友達について紹介したいと思います。僕は友達が少ないけど、一人います。名前はUと言い、Uと皆から呼ばれています。体長は僕より小さくて、やせています。でも、足はまるでチータように早いです。50メートル走で8.95秒を記録していました。Uは、いつも明るくて、意気揚揚としています。
僕のクラスでは、お休みの時間にいつも鬼ごっこして遊んでいます。ある日、いつものように鬼ごっこをしている時に、僕とUがある理由でやめさせられました。ガッカリした二人は、なんとかして遊びを再開しようと決めました。そして、僕達をやめさせた人を説得し、お互いの気持を分かってもらいました。すると、前よりも心が結ばれている鬼ごっこチームになりました。
ぼくはある日にお母さんに聞きました。
「友達の事についてどう思いますか」
「友達は大切な財産です。おしゃべりをしたり、一緒にランチを食べたりするだけではなく、困ったときに助けあえるのは本当の友達だよ」と教えてくれました。
僕もそう思います。友達はとても大切で、いざとなると協力しあえることができる友達ほど素晴らしいものはありません。時々けんかもしますが、そんなことで気を落としていたら、友達をなくしてしまいます。そういうことをしないように、どんどん友達を作ろうと思います。
講評 hoemi
《題名の工夫》 題名にあるとおり、かやてくんは友達を心の財産のように大切にしていることがよく分かりましたよ。
《前の話・聞いた話》 お母さんはすばらしい話を聞かせてくれましたね。困っているいる時、悩んでいる時ほど友達の存在がどんなに大きいかを実感できる時はないと思うよ。苦楽を共にできる友達がいるのは本当に幸せなことだよね。
《たとえ》 Uくんはとても足が速いんだね。<まるでチーターのよう>とは上手にたとえられました。
《自分だけが思ったこと》 友達関係でけんかはつきものだよね。でも、そのけんかをうまく乗り越えられた時、また少し絆が深まると思うよ。心から親友といえる人をこれからも大切にしていこうね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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