創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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いつだっていっしょ?大親友 ビクトリア
「今日あそべる?」
「うん、あそべるよ。」
「じゃあ、いっしょにあそぼ」
みーちゃんは、わたしの大の仲よしです。いっつもわたしたちは、いっしょです。
かの女は、しったかぶりで、まけずぎらいですが、いつもわたしを楽しませてくれます。
ある日、こんなできごともありました。Kさんとみーちゃんとわたしで、かるたをしました。そして、Kさんとみーちゃんが、かるた対決をした時です。みーちゃんが、自分でとったかるたを持って、ほっぺをふくらませ、金魚の種類にあるピンポンパールのまねをしたのです。まるでポニョのようでした。それを見たKさんとわたしは
「わははは!みーちゃん、それおもしろい!わかった、みーピンポンだ!」となみだが出るほど、大ばくしょうでした。
あと、こんなエピソードもありました。Kさんと、みーちゃんとあそんでいる時にけんかしてしまったのです。それにみーちゃんは泣いてしまいました。
「えーん、もう知らない!ばか!」
と言い残して、もうスピードで自てん車を走らせ、家へ帰ってしまいました。ピンチ!でも本当のこと言えばよかったのに・・。その時は、悲しい夏休みの1日でした。でも、また会った時は、まるで空気のように消えていて、仲なおりしました。ほっとしました。
わたしは友だちのことを、なくてはならないそんざいだと思っています。これからもずっと、いっしょにすごして、大の親友でいたいです。大事にして、「友だち」というものを学習して、やさしい心になりたいです。
講評 onopi
「大の仲よし」、「いつもいっしょ」、「大親友」…、これらの言葉を見るかぎり、そのお友だちがあなたにとってとても大切なそんざいなことはよくわかります。それを「なくてはならないそんざい」と書いてもくれました。この部分はいいですね。最後に書いてくれているようにその関係をずっと大切にしていってください。
書き出しの工夫の会話文はあなたたちの日ごろの会話なのでしょう。とても楽しそうです。その大親友のことをエピソードといっしょにしょうかいしてくれました。少々困ることもあるけれど、楽しいお友だちなのね。あなたがそのお友だちのことを冷静(れいせい)に見ているのがすごいと思いました。でもいいところも悪いところも受け入れられるのが大親友ですものね。あなたたちきっといいコンビです。
最後になりましたが、題名の工夫もできているし、おもしろいたとえも使えていました。
「みーピンポンちゃん」かわいいでしょうね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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