国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   人が集まれば、鬼に金棒!   なの花ナナちゃん

 倉庫のたくわえもどんどんふえていきました。
こうして、十人の人をやしなうのに、八人の労働で間に合うようになったとき、後の二人は王や、貴族になることができました。
水源を手に入れた村は、よりゆたかに、より大きくなることができました。(三文ぬき書き)
 わたしが、この文章を読んで、一番おどろいたり、おもしろかったりしたところは、最初は小さなイネでも、だんだん育っていくと人も多くなっていって、多くなれば多くなるほど、イネも育っていくので稲作になるところです。ここでわたしは、(人間の力って、みんな集まればどんなことでもできそうだなあ。)と思いました。
 わたしの学校では今、商売のような遊びが、はやっています。例えば、これはわたしがやっている例ですが、折り紙で作ったコマを、自由帳の紙1枚とこうかんします。でも、折り紙は三枚いるし、もちろん作ることも大変です。なので、一人がだめなら二人。二人がだめなら三人。という形で手伝ってもらいます。そして自由帳の紙を少しずつ、こつこつ集め、手伝ってくれた人と分けます。(自分だけがしたこと)
お母さんは、
「あなたが生まれ育った、美山で農作業をしていたんだけどね、一番人出が多くいるのは、いねかりなのよ。自分でも実感したわ。でもね、人手が多いからこそ、みんなで協力できるの。あなたのお父さんや、おじいちゃんたちも、いねかりしていたの。」
と言っていました。(前の話・聞いた話)
 わたしは、(みんなで協力して、がんばったら、やりとげられることがいっぱいあるなあ。)と思いました。(心の中で思ったこと)

   講評   mae

 お米の文化の発展が日本の成り立ちにまで関係があったということがわかりました。お米をたくさんとれるようにするために、人々が協力し、やがて小さな国ができ、そして飲みこんだり飲みこまれたりして、大きな国になっていく……、今は一つの国である日本がそのように成り立っていて、その陰にはお米があったということはおもしろい発見でしたね。
■構成(三文ぬき書き) 自分ひとりでよくがんばりましたね。なかなかいい場所が選べていました。特に最後の一文はいいですね!
■題材(前の話・聞いた話) 農作業の話をインタビューできました。まさにお米の話につながるいい話が聞けましたね。今はだいぶ農作業も機械化されていますが、昔、人の手だけでやっていた頃はそれこそ大変だっただろうなあ。
■主題(心の中で思ったこと) 長文と似た話に共通する感想を書けました。題名が「人が集まれば、鬼に金棒!」でしたが、まさにそのとおり。題名が言いたいことを素直に表現できていてよかったです(^o^)/。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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