低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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まずいもの オーラリー
「ガーン」
大ショック。今日のこんだては、キナコパン、パンプキンシチュー、ボイル野菜、牛乳だ。なぜショックなのかというと、みんなのすきなキナコパンをおかわりできないからだ。私の書いた作文をみるとわかるだろうが、シチューがきらいで特にパンプキンシチューがだいきらいだ。したがってへらすから他のはおかわりができないのだ。私のキナコパンの食べ方は、変わっている{といわれる}。まずキナコパンのキナコをスプーンでとりのぞく{そぎ落とす}。ただのパンになったキナコパン?を四つに分けて{ひとしく}きなこをふりかけてたべる。意味ないよとよくいわれるがこの食べ方が、やっぱりいい。私にはおいしいかまずいかをきめるじょうけんがある。
・ 愛情がこもっているか。
・ 色や味
・ におい
の三つである。意外と簡単そうに見えるけどものすごく難しいんだ。においは、湯気でかいで、味はお皿についている一てきをなめてあじわう。その時に最高においしいと思わないとほとんどその給食はボツ。ボツになったものは食かんに後戻りになる。というわけで私は給食を減らすことがよくある。
こうやって作文を書いているとあることを思い出してきた。とんすずというあるお店で起こった事件?である。わたしとお父さんとお母さんでとんすずに食事に行った。たまたま、そのお店がざっしにのって三日後の日曜日だったので店の外にも長ーい行列が出来ていた。三十五分経ってやっと席に座れてホッとしていたら、汗をびっしょりかいた着物を着ているおかみさんが来て、
「何にしますか?」
と私たちにたずねてきた。注文したのは、三人ともロースカツ定食だった。何分か待って
運ばれてきたのが、とんかつ定食だった。父のいかりが大ばくはつ。ビールをこぼし、いすはひっくり返すしと大変だった。その様子を見ているとこわくてこわくて、まずいともおいしいとも感じられなくなってしまった。
わたしは人の怒りは、食べ物のあじをなくすものだとわかった。たでくうむしもすきずき、きらいなものはきらいだとわかった。
講評 kaki
2009年も作文を楽しみにしています。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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