国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   言葉の影響   パイン

 言葉はいい影響を与えることがある。私の学校は十月三十一日に文化発表会があった。私の学校の文化発表会は、クラスごとに合唱をして、学年ごとに優勝を決める。私のクラスは「時の旅人」を歌った。指揮者と伴奏者を中心に練習が進められていく。初めは、一部の子がふざけてたり、練習に参加していなかった。しかし、伴奏者の子がいきなりこんなことを言った。
「ちゃんと真剣に練習してよ!優勝したいと思わんの!?」
(と少し厳しめの口調で言った。)この言葉をきっかけにふざけていた人たちも真面目に練習するようになった。前日の最後の練習の時は、三十三人全員の心が一つになっていた。ちなみに優勝候補だった。そして当日、緊張のせいか声の大きさが小さく惜しくも二位だった。しかし、アノ一言で三十三人の心が一つになったことはみんなとても嬉しかったに違いない。
 一方、言葉が悪い影響を与えることもある。昔話に「みにくいあひるのこ」というお話がある。これは、本当は、白鳥の子なのに、幼い頃は、汚く、アヒルの子からも、
「みにくいあひるの子」と呼ばれていて、周りの鳥たちからもからかわれて、追い込まれていた、しかし大人になったらとても立派で美しい白鳥になっていた。という話だ。これがもしアヒルの子が幼い頃から、美しいなどと言われてきたら、こんなひもじい思いはしなかっただろう。また、私の体験でもこのようなことがある。体育大会の時に私のクラスは、他クラスから
「絶対に優勝は無理だろう。」
と言われてきて私達自身もそう思っていた。その結果ドベになってしまった。もしあの時私達だけでも優勝できると思っていたら何か変わっていたかもしれない。
 確かに、プラスとマイナスの意見どちらも大切だ。しかし、「短所をなくす一番よい方法は、今ある長所を伸ばすことである」という名言のように一番大切なことは言葉のもつプラス面を生かすことだと思う。私はこれからマイナスの言葉をあまり使わないようにしたい。

   講評   mae

 今年ももう終わり(^^)v。来年もどうぞよろしくね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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