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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   おじいちゃんありがとう   てつお

 ぼくは、小さい時から大切にしている物はありません。でも、小さい時から大切にしている事はあります。それは、『お墓参り』です。
 なぜならそれは、ぼくが五才の時のことです。公園の帰り道、ぼくは自転車をもうスピードでこいでいたら、歩道の段差でバランスをくずし、空中に飛んでそのまま頭からコンクリートにつっこみました。その後は記憶がありませんが、救急車に乗って病院に行ったそうです。でも脳に異常はなく、たんこぶだけですみました。
後で気づいたら、なんとその日は、おじいちゃんの命日だったのです。おばあちゃんにそのことを話したら、
「てつおはいつもお墓参りをちゃんとするから、おじいちゃんがてつおのことを守ってくれたんだよ。」
「そうだね。これからもちゃんとお墓参りをしよう。」
と、こんなことがあったからです。
 ぼくはテレビに出てしまうかと思うくらい、ラッキーな男だと思いました。こんなことがおこるかもしれないので、みんなにもお墓参りをしてほしいです。
 ぼくはお墓参りに行くと、
「ぼくもちゃんとお墓参りをするから、おじいちゃんもぼくのことを守ってください。」
と思います。おじいちゃんはまるで、いつでも見守ってくれるぼくの神様のようです。お墓に行ってお墓を洗うと、とてもいい気持になります。
 お墓参りの帰り道、ぼくはそっとつぶやきました。
「おじいちゃん、ありがとう。」

   講評   kei

世界一のサラリーマン君が、いつもおじちゃんを身近に感じているので、おじいちゃんもうれしく思っているでしょうね。

いよいよ2008年もおしまい。大人は忙しそうに2009年迎える準備をしています。
今年一番うれしかったことは何ですか?

ステキな作文をいつもありがとう。
来年も楽しみしています。
よいお年を!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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