低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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手紙はやさしいものだ。 ミコミコ
ただたんに印刷された事務的な手紙には心がこもっていない。年賀状もその一つだ。「あけまして...」というのはだれにだすにも同じだ。でも、すみに「今年もヨロシク!!」と一言ペンで書き加えるとたちまちにして血が通いだすのだ。なぜならこの一言は相手一人ひとり違うのだから。
「今日は手紙(広告)入っているかなぁ。」
ガチャン! ポストにはいろいろなチラシと見慣れないカワイイ封筒が入っていた。ん・・? だれだれー。
「あっAちゃんか。久しぶり。」
中にはカラフルなペンで字が書かれていた。心が温まる手紙だ。...初めてたくさんの手紙をもらったのは、二年生の冬だった。京都から引っ越すことになった。そのとき、プールの友達みんなが手紙を書いてくれたのだ。みんな手書きで「わすれないでね。」「また手紙かいてね。」と心がこもっていた。やはり手書きは温かいものだと改めて感じられた。
[メリークリスマス!!]
今年も友達からはがきがとどいた。カラフルにクリスマスバージョンだ。
[これからもヨロシク。]
まるで字がおどっているように書かれていた。
私はいつも年賀状をだすときに気をつけていることがある。それは、必ず一言書き加えることだ。私の家の年賀状はいつもこうだ。「あけまして...」というところは印刷する。相手や自分の名前、住所も印刷だ。そして、このあとだ。年賀状のあいているところに一言、相手にあわせて書いている。何人もの人に書く時には大変だ。それでもやはり手書きで少し書き加えることによって血が通いだすのだから、頑張りたい。
「今度からは[あけまして...]から手書きにしようか。」出す人がたくさんで無理だよ。でもそれくらいたくさんの友達がいてうれしい。
やはり手書きの手紙は良いとわかった。メールが普及しているがそんなものはいらない!これからも手書きの温かさを忘れずに手紙を書きたい。
「今日は手紙は入っているかなぁ。」
手紙はやさしいものである。
講評 mae
今年ももう終わり(^^)v。来年もどうぞよろしくね。
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