創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

昨日2126 今日2258 合計9256
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   最後は有終の美で飾り…   まかじろう

「しまったー。もう十二月で辞めるのに一級が合格できなかった。二分以内はとてもきついから体力をつけないと・」
 僕が習っているスポーツは水泳です。アミュプラザのセイカスポーツクラブでやっています。今は一級で個人メドレーの練習をしています。幼稚園の年中から始めて,一度は病気で休んだものの,すぐに復活して一級にたどりつくことが出来ました。しかし,忙しくなったという理由に,今年十二月を持って辞めました。
 僕が水泳の泳ぎ方で一番苦労したのは,バタフライです。足をくっつけてバタバタし,両腕を使って顔を水面から出す技です。とても腕力と体力を使います。一度入院した僕にとっては,まるで,高い壁をよじ登るような苦難の道のりです。退院したときの体重は二十一点五キログラムと,骨が浮き出た状態だったので,退院して医師の許可がおりるまで四ヶ月もかかりました。復帰後一年間で一度留級しました。苦労するバタフライです。五十メートルの時間制限です。一分一秒のところを一分十九秒と十八秒の大幅なオーバーだったのです。練習のときに力が尽きたためです。夏休みの八月進級テストでは,週に二回通った成果が出て,八秒も縮まりました。でも,幸運なことにコーチが選択をさせてくれて,昇級することを選びました。まさに地獄に仏でした。でも,一級からついに特級に上がることが出来ました。
 僕は,お父さんに小学生の頃にどんなことをしていたのか聞いてみました。
「お父さんは小学生のときにどんなスポーツをしていましたか。」
「五年生の時からソフトボールをやっているよ。それから三十年の年月が経った今もやっているよ。」
三十年もよく続けているなぁ,と僕は思い,自分もずっとやっているものを一つは見つけたいなぁ,と思いました。
 僕は,一度辞めたり休むともの凄く体力が落ちてしまってあとで大変な苦労をするのだなぁ,と心の中で思いました。なんとか有終の美を飾りたかったのにそれも果たせずに少し残念で心の中があまりスカッとしません。

   講評   arare


 今年も一生懸命作文の勉強をしました。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)