国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   苦いって、おいしいの?   ひろ

「父さん、ビールばっかり飲むなら、ぼくも
ジュース飲むよ。」
ぼくは言った。すると母が、
「ダメよ。」
とこわい声で言った。ぼくは、お茶なのに大
人は好きなビールが飲めて、ずるいなと思っ
た。
 父があんまりおいしそうにビールを飲んで
いるので、父がテレビを見ているすきに、ち
ょっとなめてみた。
「にがっ」
とても苦くておどろいた。
「お父さん、こんなに苦いのよくいつも飲んで
られるね。」
と、ぼくはおどろいて聞いた。父は、
「その苦さがおいしいんだよ。」
と笑いながら答えた。なぜ苦いのがおいしい
のか、ぼくにはわからなかった。この苦さは
何なのか調べてみた。パソコンには、ビール
の中にあるホップという物が苦いらしい。ホ
ップは、まるでウサギのふんみたいな形をし
ていた。麦は意外とおいしいらしい。ぼくは、
大人はすごい物を飲むのだなと思った。
 ぼくは、おいしいと思ったこともある。そ
れは、リンゴを食べた時だ。ぼくはフルーツ
が大好きで、みつの入ったリンゴに感動した。
ぼくはあまいみつが大好きだ。弟はリンゴが
きらいだったが、みつがあることを知ってリン
ゴが好きになった。ぼくは、リンゴのみつの
ことを調べてみた。すると、みつは実はあまく
ないと書いてあった。ぼくはあまいと思ってい
つも食べていたから信じられなかった。
でも、とう度を計ると、みつが12,6
%で、中が14,7%で、外側が16,9%
だと分かった。これを弟に教えると、
「みつってあまくないの?」
とショックを受けていた。ぼくも、みつがあ
まくないことがショックだった。しかし、み
つはだれかが入れるのではなく、食べごろに
なると自然にみつが入りあまくなるのだから、
リンゴの木はすごいと思った。
 ぼくは、大人は苦い物もおいしく感じるこ
とを知った。そして、リンゴのみつは、あま
くないことが分かった。でも、ぼくにはビー
ルみたいに苦いものは、やっぱりまずいと思
った。

   講評   kako

 こんにちは、ひろ君。お清書が書けましたね。今年も毎週よくがんばりましたね。来年は、どんな年になるのかな? いい年になるといいですね。よいお正月をむかえてくださいね。

          

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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