創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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除夜の鐘 いまの
ボーンボーンボーン。
今年のおおみそかは、四国のおじいちゃん、おばあちゃんの家で過ごした。おせちやうどんを食べて、大満足だった。
一二月三十日、車で四国のおじいちゃんの家にむかった。家につくとおさしみが並んだお皿がたくさんだった。まるで、御殿のごちそうだ。
「すごいこれ。たくさん買ってきたんだねえ。」
「このおさしみおいしいよ。食べたら?」
ヒラメにブリにマグロに・・・。たくさんあって食べきれないほどだった。次の日、お昼は、うどん。四国では、年越しそばのかわりにうどんを食べる。四国が特産のうどんは私が住んでいる岐阜より、何倍も美味しかった。私は、太りそうと思いながらも二杯も食べてしまった。新年の朝ご飯はおせち料理だった。黒豆に、田作りに、かまぼこに、だてまきにたくさんだった。多分一昨日の朝ぐらいから準備し始めていたのだろう。すごい量とこりかただった。お年玉ももらった。去年までは全部貯金だったが、今年からは一万円は貯金。他の残ったお金は、本を買う軍資金にしていい、ということになったので大変うれしい。ということで今年のお正月はとてもいそがしかった。
お父さんに今までで一番印象に残ったお正月は?と聞くと、
「三十日に志賀高原でスキーをしていて、三十一日に、白馬のほうにいって午前中スキーをして、岐阜に帰って、実家の四国に帰還する途中、瀬戸大橋で新年を迎えたお正月。」と話してくれた。実に騒々しいお正月だなあと思った。よっぽどスキーが好きなんだろう。(笑)きっと私なら、運転している途中で眠り込んでしまうだろう。その前にそんなハードなスケジュールを立てない。
お正月とは人間にとって区切りまたは節目となる時期だ。また「一年の計は元旦にあり」ということわざがあるように一年の計画を立てる時期でもある。私は、今年勉強と部活動をがんばりたいと思っている。ボーンボーン・・・・除夜の鐘が鳴り終わり、新年が始まった。
講評 komiko
いまのちゃん、こんにちは! 新学期になって、大事なポイントも増えてきましたね。書いていくと少しずつなれていきます。いっしょにがんばりましょうね!
「書き出しの工夫」を「会話」で始めることができました。カギカッコがぬけていたので「音」や「会話」のときはカギカッコを付けるようにしましょうね。「いつ」「どこで」「だれと」「どのように」楽しいお正月をすごされたのか説明ができましたね。「体験実例」では、おいしいおさしみやおうどんを食べたようすを「その人らしい会話」を入れながら書いてくれました。「多分一昨日の朝ぐらいから準備し始めていたのだろう。」と、「たぶん〜だろう。」と想像する表現にもしっかりと成功できていますね、いいですよ! 「聞いた話」では、お父さんが年末年始にスキー三昧だったことを聞いて書くことができましたね。「よっぽどスキーが好きなんだろう。(笑)きっと私なら、運転している途中で眠り込んでしまうだろう。その前にそんなハードなスケジュールを立てない。」と、クールに書けていてお姉さんぽいですね。「いろいろな思った」もよく使いこなせました。 第四段落では「一般化の主題」「ことわざの引用」「これからの決意」「書き出しの結び」と四つのステップをしっかりと書けていました。
次の電話は1/15(木)です。課題は「テレビが普及して(感)」を読んでの感想文です。冒頭の三百字の暗しょうにチャレンジしてくださいね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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