創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   正月という行事   なまず

 「あけましておめでとう!」
今年も年が明けた。よく考えてみるとすごく一年が短かかった感じがする。年が明けたといっても現在、4時30分。これから初詣と初日の出にいくのだ。朝早くて眠かったがボーイスカウトの仕度をして、自転車で集合場所まで向かった。
 自転車で神社まで行くと、お賽銭をいれてお願い事をした。(今年一年明るく過ごせるように、中学受験で合格しますように。)初詣が終わったら、初日の出を見る海岸まで自転車で行った。とても寒かった。この日は6時54分日の出だったが、僕が見ているところは、海からではなく島から日が出るので日の出時刻より少し遅かった。6時58分日が出た。僕たちボーイスカウトはいっせいに日の出に敬礼した。しかし、感動が大きかったせいか、
僕だけ敬礼するのに遅れてしまった。その日は、日の出を見た後、祖父の家に行く予定だった。正月ぐらいは、祖父の家でゆっくりするという感じだった。それまでは、受験勉強のことばっかりだった。祖父の家では、おせち料理や正月に食べるようなものを食べた。なぜそんなものにこだわるのか昔から疑問だった。えびを食べると背中が曲がるまで長生きできるということしか聞いたことがない。そこで、おせち料理について少し調べてみた。
 まずは、由来だ。昔から、山に帰った田の神を呼び戻すために祝われる重要な節日とされた。現在では、一般に祝う風習のある節日は正月のみとなったそうだ。おせち料理ではなく、単におせちと呼ぶこともあるそうだ。僕の家ではおせち料理というが、学校ではおせちという人のほうが多いようだ。次はお雑煮だ。お雑煮とは正月に多く食べられる、餅を主と具材をあしらった汁料理だそうだ。餅・鶏肉の切身または肉団子にしたもの・青味(小松菜、三つ葉、 ほうれん草)・色気(彩りを添えるため)に蒲鉾や人参・香りに柚子などを載せるそうだ。まあ、そんなことも知らずにただ食べていたのではじめて知った。これからもっと調べて詳しく知りたいと思った。
 僕は、人間にとって正月は伝統的なものまたは、心を新しくするものだと思う。つまり、一年の始まりということでもある。いろんな料理を食べるのも一年の始まりだからだろう。正月は一年の行事のどれよりも落ち着く行事だ。いつまでもこの正月の行事を大切にしていきたいと思う。そして、今年もいい一年になるように頑張りたい。そして来年も明るく、
「あけましておめでとう」
といいたい。今日は書初めを書きながら、今年の目標を立てた。

   講評   kaki

【1段落目】
昨年1年をふりかえったあと、元旦の早朝の様子が丁寧に書けました。
【2段落目】
日の出の具体的な時間を入れているので、日の出の瞬間を待ちに待っていたことが伝わってきます。また、おせち料理をなぜ食べるのか、疑問に思ったことが書けました。自分が知っている知識も入れたところがよかったです。
【3段落目】
とてもくわしく由来が調べられました。またお雑煮にまで話を広げた点もよかったです。このようなことを知った上で、お正月料理を食べると、おいしさが増すのはもちろんのこと、日本文化の奥ゆかしさを実感できるだろうね。
【4段落目】
「人間にとって正月は伝統的なものまたは、心を新しくするものだ」と簡潔にまとめられました。また「一年の始まり」という点からも自分の考えをしっかり書けています。
また、「あけましておめでとう」というキーワードと動作での結びがお見事です。

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