創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   お正月   かもも

 「あけましておめでとうございます。」
私の目が覚めた時洗たくをしていた母が言った。私は、目が重く半眼で
「あけましておめでとうございます。」
と言った。
 一月一日私の家では「初詣」に行く事になった。初詣には毎年一月の一日か二日に必ず自転車で行く初詣では人がたくさんいる路地行ったあと屋台がたくさん並んでいる路地に行く今年は、おさい銭に十円使い、残りの九百九十円は食事に使った。食べ物のある路地では色々な屋台が並んでいる例えば、「チョコバナナ」「今川焼」「焼きそば」「りんごあめ」「べっこあめ」「いかやき」「さつまチップス」「じゃがバター」「キムチ」「すももあめ」「中国の焼きまんじゅうのような物」などがある。私はこの中にある「今川焼」「りんごあめ」「中国の焼きまんじゅうみたいな物を食べた。三つ目のものは、皮がモチモチで中身は、ジュウシ〜でとてもおいしくてはまってしまう。
やはり、お正月と言ったら、おせちだ。おせちには、いろいろなものが入っている。その一つ一つには、とても深い意味がある。数の子には、数の子の卵の多さから子孫はんえいの縁起物としておせちに入っている。田作りは、カタクチイワシの幻魚を干したもので、昔、田の肥料にすると豊作になるとされたことから、祝い肴の一品になった。ちく前煮のレンコンは穴が空いているため、先の見通しが明るいなど、縁起を担いだ素材や形を集めて作られていが好きだ。特に好きなのは「数の子」だ。プチプチしていて味もしみているから好きだ。次に好きなのは「伊達巻」だ。フワフワしていてほんのり甘く、ちょうどいい感じになっているからだ。次に好きなのは「栗きんとん」だ。私の家ではすぐになくなってしまう物の一つだ。理由は兄も栗きんとんが好きだからだ。私は一月二日に祖父と祖母の家に行っておせちをごちそうになった時、数の子の入っているものばかり食べていたら、兄まで来ておせちでケンカになった。すると母が怒った。母に怒られる前の私たちは、木の実を譲らないぞとケンカするサルのようだった。
年明けはとてもおめでたいということがわかった。
「あけましておめでとうございます。」
この言葉を言うのも、聞くのも今年はもうない。この言葉を言うときが待ちどおしい。

   講評   ita

 こんにちは、かももちゃん。お正月についてたっぷり書けましたね。思わずくすりと笑ってしまう場面あり、おせちについての博識ぶりを披露する場面ありで充実した内容の作文です。幸先良い一年のスタートです。よくがんばりました。
【第一段落】
 夜更かししたであろうことが想像できるお正月のスタートでしたね。面白い書き出しです。
【第二段落】
 かももちゃんにとっての初詣はおまいりというよりも、屋台めぐりの方がメインなのかな?(笑)どんな目的にせよそれが大人になると思い出として心に残っているものです。寒い中での暖かさ、上手に表現できていますよ。
【第三段落】
 第二段落から一転して知識がつまったよい段落ですね。おせち料理に込められた意味を書くことができました。お兄ちゃんとの争いごとも新年らしくていいですね。
【第四段落】
 分かったこと、書き出しの結びどれもよくできています。字数もよくがんばりました。
     


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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