創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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おせち料理の食べ物 エンペルト
「わあ〜い今日はおせち料理だ。何が入っているのかなあ〜。」(書き出しの工夫)
僕はこの前、おせち料理を食べた。しかし、日本と違い、かずのこ、栗きんとん、れんこんなどを食べられなかった。しかし、黒豆やかまぼこなどは食べられた。その日にこまやかるたなどはやらなかった。なぜなら、やる時間がなかったからだ。僕は日本のお正月が恋しくなった。なぜなら、僕の好きなれんこんやきんぴらなどが食べられないからだ。しかも、かまぼこやごぼうも美味しくなかったのだ。でも、黒豆は美味しかったのだ。多分甘かったからそう感じたのだと思った。
日本に住んでいたころはお正月になると何時も祖父の家に行っていた。しかも、家に帰ったらすぐに、もう一人の祖父の家に行っていた。そして、いとこと遊んだりしていた。まるで、旅行に行っているみたいである。母に昔はお正月にどんなことをしたか聞いてみた。すると母はたこやすごろくをやったと答えていた。僕は、祖父に行ってちょっとしたお手伝いをした。すると、おこづかいをもらえた。「蝦で鯛を釣るである。」(ことわざ)
去年のお正月は何も食べなかったのだ。でも、お餅は食べたのだ。なぜなら、スキーに行っていたからである。スキーは大好きー(ダジャレ)でも、今年のお正月にはおせち料理を食べた。しかし、栗きんとんやかずのこやれんこんを食べなかったのだ。今年はまだタコやこまなどをしていない。多分、忙しいから出来ないのだと思う。スイスのいやなところは、れんこんが売っていないところだ。多分、スイスでは作れないのだと思う。だから、スイスは嫌いなのである。
僕は、美味しいおせち料理を食べられる場所は日本しかないとわかった。アメリカやパリでも美味しいのを食べられると思った。僕は、おせち料理はなぜいろいろな食べ物があるのか調べてみた。すると、蝦は長生きしましょうと意味らしいそうだ。黒豆はまめまめしく働く意味があるそうだ。こぶまきは喜びのこぶという字がついているから、お祝いの食べ物だそうだ。このようにいろいろな意味が付いている食べ物がおせち料理だとわかった。来年のおせち料理が楽しみだ。(書き出しの結び)
講評 ogi
エンペルト君、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
スイスと日本のお正月は、食べ物が全然ちがいますね。日本にはおせち料理があります。おせち料理にはいろいろな意味があることがかりました。【わかったこと】がしっかりと書けていますね。 書き出しの場面にもどって、【書き出しの結び】もできました。とても上手です。
おせちはいろいろな食べ物が入っていて、色もさまざま。まるで宝石箱みたいですね。スイスで手に入る少ない食材でお母さんがいろいろ工夫して作ってくれるおせちは、日本とおなじようにはいかないけれど、とてもおいしいでしょう。来年のおせちを楽しみにするエンペルト君の気持ちがよくわかります。
【ことわざ】も【たとえ】も、ぴったりなものが見つかりましたね。字数は1000字まであと一息! 慣れてくればだんだん長く書けるようになるから、がんばってね。 今年はじめての作文、とても上手に書けました。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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