国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   冬の朝は、大混乱!   なの花ナナちゃん

冬の朝は、大混乱!
 「きみ〜、起きなさーい。」
(書き出しのくふう)というお母さんの声がして、目を覚ました私ですが、ふとんの中が気持ちよくて思わず、またそのまま目をとじてしまいました。すると、
「こらー!!いいかげんに起きなさい!!」
と、どなり声が耳の横でキンキンひびきました。
 私は、冬はそんなに好きではありません。なぜかというと、朝起こされるとき、お母さんがうるさいのと、寒いのとがいっしょに来るからです。それと、寒い中、学校に行かなければいけないからです。でも、そんなにきらいでもありません。なぜかというと、夏のようにブンブン虫が飛んでいないし、まるで、えんとつからけむりが出るときのように、息をはくたびに白くなるのがおもしろいからです。(たとえ)
 お母さんは、
「私も、あなたと同じだよ。朝起きたら、もう寒くて寒くて・・・学校に行くのがいやになる。でも、顔を洗うとなぜか元気になるの。でも、起きたては寒いからふとんから出たくないの。とにかく、寒い日は、ふとんから出たくないの。」(前の話・聞いた話)
と、いっていました。それを聞いて、わたしもつくづく(お母さんのいうとうり、朝は本当に寒いからなあ・・・まして、起こされるとなると、かなりつらいしなあ・・・)と思いました。
 お母さんにおこられて、私はしぶしぶ、ふとんを出ました。(動作・情景の結び)

   講評   mae

 先生は寒いのは苦手!! 冬の朝はいつまでもぬくぬくお布団の中にいたいと思います。でも、外が寒いからこそお布団のあたたかさが幸せに思えるのかもしれませんね。
■構成(動作・情景の結び) 書き出しが、起こされるところ。最後がしぶしぶ起きるところ、なんて最高♪ 上手に動作・情景の結びができました。
■表現(たとえ) 寒い時、はく息が白くなるのはたしかにおもしろいですね。えんとつから出るけむりみたい、というのはおもしろいたとえでした。
■題材(前の話・聞いた話) お母さんへのインタビュー(^o^)/。やっぱりお母さんも朝が苦手なのね。でも、なの花ナナちゃんのことをちゃんと起こしてくれるのだからえらいですよね。なの花ナナちゃんもお母さんになったら、こどもより早くおきて、ちゃんと起こしてあげるのかなあ。

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