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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   行列   えむや

 一般にモノやサービスの需要供給に顕著な不均衡があっても、身分や地位にかかわらず先着優先の原則がなければ、誰も行列をつくって並ぼうとはしないだろう。行列が頻繁に見られる現代の公共的場面では、年齢や社会的地位や性差や人種差などは体系的に無視されるが、そうした先着順位の平等主義がないところでは行列は生まれない。行列をつくって順番を待つという習慣は、たとえば士農工商の身分制社会では考えられないように、元来が西欧の近代社会に特有な行動様式なのである。ぼくは、行列を作ることは良いことだと思う。<主題:是非の主題>
 理由としては、まず、行列というのは必ず順番が回ってくるという安心感が持てるからだ。例としてはラーメン屋などだろう。おいしいラーメンを食べたいと思って行列に並んだ人は、身分にかかわらず、売り切れは別として必ずラーメンが食べられるという安心感を持つことができると思ったからだ。僕は、青葉というラーメン屋に並んだことがある。有名なラーメン屋なのでとても混んでいた。しかし、列に加わっていた人が店の中に入っていくのを見て、僕もそのうちこの行列に並んでいれば食べられるのだという安心感を持ったことがあった。<構成:複数の理由一・二>
 2つ目の理由としては、行列というルールを作らないと混雑してしまうからだ。そのデータとしてはディズニーシーの入場者数が3億人を超える<課題フォルダ>ということだ。これだけの人達が、順番を守らなかったら怪我人が続出する。それを防ぐためにはルールが必要だと思う。<題材:データ実例・長文実例>
 確かに、個々の事情を考慮しないことには問題があるが、「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」という名言があるように、行列本来の良さを認識するべきだ。<表現:名言の引用>

   講評   kako

 こんにちは、えむや君。お清書が書けましたね。今年は、いろいろな経験をしたと思います。全てが初めてのことで、目が回ってしまったのではないかな? 作文の勉強も、頑張ってきましたね。来年は、今年以上に力を入れて書いていけるといいですね。期待しています。

      

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