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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   一時の恥   あまぐり

自分の仕事は人間が正しい理解を「生み出す」手伝いをすることだ、自分の中から生まれた知だけが本当の理解だ。そしてここが大切なところだよ、自分がどれほどものを知らないかということで悩むのだ。一つは自分と世界を全部ごまかして、知る値打ちのあることはすべて知っているみたいなふりをする道。もう一つは大切な問いには目をつぶって前に進むことすっかあきらめるという道。あきらめない人、知恵を手に入れようとあくことなく努めるのだ。(要約)
 人は知っているつもりでも、いざそれに関して討論したり問題を出されたりすると解けなかったり、話せなかったりすることが多い。それは自分自身は覚えたつもりでもまだ完全に覚えきってはいない。問題など出されるときは100%覚えたつもりでも80%ほどしか出ないため120%ほど覚えなければ100%の力はでない。良くあるのが漢字の問題だ。漢字が一番覚えたつもりでも忘れてしまうと言う例が多い。僕も前、漢字のまとめてストがあった。そのテストは物凄く気合が入っており満点を取ることを前提にして臨んだ。自分では完全に覚えたつもりでいたが、一つだけ迷った漢字があり、テストを出した。その翌日とストがかえってきた。結果を見ると99点だった。そのとき僕はまだ完全に覚えきっていないのだと痛感した。その日からは完全に覚えきってからテストに臨むようにしている。
 僕はたまに友達から物凄く難しい問題を出されることがある。その友達は受験勉強をしているものすごく頭のいい人なのだ。その子とは良く遊んでいるがたまに難しい問題を急に出してくるのだ。僕はそのときなんと答えるか…「何でいま答えなきゃいけないの?」とか「いまは遊んでいるんだからそんなことはやらなくていいじゃん。」「それぐらい知っているに決まってんじゃん。」などとごまかしてその場の空気を変えるのだ。わからない問題は流して分かる問題は答えたりする。だが問題を出された後はそのことをずっと考えてしまい遊びのほうに手が回らない。どうしても答えが知りたくなるが友達にはこたえがきけない。遊びが終わった後も心の中がずっとまるで火事が起きている最中に煙で前が見えないようにもやもやしている。このもやもやが大嫌いなのだ。答えを聞きたいが聞けない。知ったかぶりをしなければ今ごろ心の中はすっきりしているのに、知ったかぶってしまったあとは答えは聞けない今ごろ聞いてしまったら大恥をかいてしまうから……
 人々は知っていることは知っている。知らないことは知らない。などとしっかりとメリハリをつけなければいけない。聞くが一時の恥、聞かぬがいっしょうの恥と言うように知らないことはその場で聞いて、沢山知っている事を増やしていったら良いと分かった。

   講評   jun

 むずかしい長文が続きますが、長文の内容をしっかりつかんで要約をすることができました。
 「人は知っているつもりでも、いざそれに関して討論したり問題を出されたりすると解けなかったり、話せなかったりすることが多い。」とは本当にそのとおりだと思います。自分の中ではわかっているつもりでも、他人に対して説明しようとするとうまく説明できないことはよくありますよね。同じように、テストでも、120%覚えるつもりで勉強して初めて100点がとれるのでしょう。あまぐり君は、勉強したはずの漢字テストで99点だったそうですが、そのときに間違えた漢字は、一生忘れませんよね。だから、よい経験をしたのだと思います。
 二つ目の知ったかぶりの話もぴったりの似た話です。答えを知りたいのに聞くことができないというのはつらいですね。最初から素直にわからないことを認めていればそんなにつらい思いをすることもなかったのにね。
 まずは、自分が何を知らないのかを謙虚に認識することが大事なようですね。結びは、ことわざを引用しながらまとめることができました。
                                  

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