低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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庭は原始社会では ターミネーター
公園は、見るだけのものではなく、共同の広場として使えるようなものにするべきだ。
そのためには、幅広い世代の人に使ってもらう必要がある。実際に老人の人に対しては、バリアフリーな環境を作るべきである。なるべく段差をなくして車椅子の人でもらくらくと移動できるようにしたほうがいい、さらにいすや手すりなども多く設置する公園が老人にとってありがたい。また子供たちに対しては、遊び用具をたくさん設置してある公園を子供が好むと思うので種類がたくさんあったほうがいい。私の友達の家の近くにある公園では、野球やサッカーなどができるようにある場所に広場を設けて固い針金でできた壁を造ってあるところがある。友達の家に行く時はほとんどその公園に立ち寄って野球をやっている。中々このような幅広い世代に公園を活用してもらえるような公園はめったにないがこれからもこのような公園ができて欲しいと思う。
またもう一つの方法として、実際に多くの人が公園を活用するという機会を作ることだ。歴史的に見ても、文化が発達するにつれて、それまで制限されてきていたものがより多くの人に利用されるようになったという例は多い。先日も、相撲の表彰で女性を土俵に上げるかどうかの議論があった。昔は、船もトンネルも女人禁制だったが、今ではそういう制約はなくなっている。公園も、多くの人が使うことによってさらにみんなのものになるのではないか。
確かに、静かに見るだけの庭園というもののよさもある。しかし、これからの庭園や公園は、生活の中で生きたものになることが要求されている。花も団子もある公園が理想の公園といえるのかもしれない。公園とは、見物の対象である前に生活の場に一つである。これからの公園は、老人や子供などが触れ合えるようなフレンドパークのような公園ができるとうれしい。
講評 inoko
ターミネーターさん、こんにちは。
見て楽しむ公園と遊んで楽しむ公園。普段は気にもとめていないようなことですが、庭一つとっても、こうした変遷があるのですね。
☆ 今回も身近な実例をあげることができました。最初の段落では、日本の公園の現状を書いてみるといいですね。当為の主題につながるように、県内にある見るための公園、遊ぶための公園の数のデータなどをあげてもいいでしょう。
来月は、二つ目の方法からまとめのところで、自分の意見をしっかり述べられるようにしていきましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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